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8月24日。

あっつぅ〜、って言うのもはばかられる連日の厳しい残暑、いつになったらここ盆地の京都も過ごしやすくなるんでしょね。でも確実に秋は近づいてはいます。まだイガ栗ですが、こんなんも。美味しい栗まではもうしばらくかかるとは思いますが一足早い秋を感じる眼福をば。   しかし、いつぞやも述べましたが、ここ一年、二年ですっかり魚の相場、値段が変わってしまいました。諸物価の高騰の余波、円安、海外の介入、海水温の上昇、それに加えここしばらくは、お盆、台風、なんかプラスになる要素が見つかりません。一年前、二年前の2倍なんてざらにあります。前はこうやったやん、ていう情報は消してしもて、こちらの意識を新しく変えていかなあかんようにも思ってます。住みにくい、商いしにくい世の中です。はははは、たまに愚痴んのもよかろうゾ。

8月22日。

ちょっと前の京都新聞、現代のことば。素材のもつ旨みと京都の薄味についてこの方なりの感じ方が書いてあり、それはそれでなるほどねー、って思った記事。自分では薄味を意識しませんが濃い味は苦手、素材のお味が隠れてしまうような味付けはご勘弁。関西は、、、京都は、、、そして、西角はどうなん?って、ぼく自身がこれでええ塩梅やわ、と思った味なのでそれが薄味なのか濃い味なのか。。。まぁそんなんどうでもよろしゎ。お料理が美味しおしたら。

8月19日。

西角ではコースに必ず季節の蒸しもの、と甘鯛(ぐじ)をおつけします。なので甘鯛は間違いのない極上のものをご用意致しております。お味は上品この上なく、抜群の美味しさなので。って思ってますがやっぱりおんなじような思い(なのかどうなのかは存じ上げませんが)甘鯛を使ったブイヤーベースをメインにしてはるところがありました。そら食べてみたい!仕事がどうの、やり方がどうの、以前に、ぐじ大好きなので行かって食べてみな。。。美味しかったです。甘鯛の持ってる旨味と作られてるフォンがええ具合にマッチしていい感じ。他にラタトゥイユも抜群でした。女性のシェフが丁寧にお仕事されててまた行きたいお店です。「プチポワソン」さん。女性シェフやし行きたいのんとちゃうしね、美味しいし行きたいにゃしね(笑)、、、、それとね、、、うるさいようやけど甘鯛は「西角」やしね!

8月17日。

昨夜、出町交差点・ファミマの前より。まずは保存会の皆様、お疲れ様でした。おかげさまで今年も美しい送り火でご先祖様を送ることができました。感謝です。喧騒の中、静かな心で手を合わせました。かつてはこのあたりで手を合わせとった父も母もすでに逝き、元気やった頃を思い出して、やがていつかこの送り火でぼくも送られる側の人になるんか、とか初めて思いました。歳には勝てんなぁ。以前、お墓参りの帰りにお立ち寄りになられたお客様、「参られるより、参る方がよろしおっしゃろ。わっはっは」って笑うたはったんを思い出しました。なんやしっとりの今年の送り火。一夜明けた京都には驚くほど秋の気配が漂いだします。

8月15日。

ブー・フー・ウー𓃟の強い風の勢いで吹き飛ばされるのはわらの家。物語ではオオカミに吹き飛ばされるんですが、台風の風のようなイメージがあり台風が来るとブー・フー・ウーのわらの家を思い出します。皆様、大きな被害ございませんでしょうか。不要不急の外出はなるべく控え台風の行き過ぎるのを待ちましょう。

で、昨夜はまだ台風の様子もなく古くからの友が帰ってるのでちょこっとお世話になってるバーへ。京都でオーセンティック・バーといえばこちら「BAR YANAGI」さん。重厚な扉の中は落ち着いた中に温かい空気。程よい距離感のサービスもいつもお手本、お店ってやっぱり人やなぁと実感、しゃべり倒して帰ってきました。

お盆期間、旅立たれた方々お戻りになり各ご家庭でゆっくりしてはることと思います。記憶に新しい龍一さん、ユキヒロさん、999の松本さん、上岡師匠に笑瓶兄さん、団時朗さん、蛾次郎の兄貴に近ちとこでは桑原の和ちゃん、麻婆豆腐の陳建一さん、世代的に思い入れのある方々が逝かはる年代なんかなぁと。外国にお盆はないやろけど、ピーウィーハーマンのポール・ルーベンス、イーグルスのランディ・マイズナー、トニー・ベネット、ティナターナー、みんなみんなお盆はご家族とご一緒に。台風が過ぎたあと、明日は送り火。

8月13日。

「This is〜」の正体。        あまりの暑さにこの日は韓国冷麺。これまでからThis is 韓国冷麺、This is キンパが食べたいと思ってました。で、いろいろ考えたんですが、待てよと。「This is」ってなんや?自分の中では問答無用、誰が食べても美味しい、これが〜やん、〜言うたらこれやん、がThis is。でも何を持って「This is」何やろかって。カレーみたいに日本の味にスライドさせた方?いやいや本場の?身近なもんでもThis is ハンバーグって?This is おからって?今頃何言うてんねん、ですがやっぱりThis isは自分の味覚にあるもんで、自分の育った環境にルーツするもんやという思いに至る。そらそやね、万人がこれ!って思うもんなんてないよねぇ。と、話はずれましたがこの時の韓国冷麺は「李青」さん。こちらのお店あの重厚な扉を開け中に入った途端、見事なまでに時間の流れが遅くなります。たとえ満席やったとしてもなんやゆったりの空気が流れます。ほんもんの設えがそうさせるのか窓が少なめやから?なんか大人の雰囲気。還暦を過ぎて大人の雰囲気もあったもんやないですが、二人や三人やなくひとりでゆっくり食事、お茶したいときがベストなような気がします。冷麺美味しく頂きました。で、キンパ。こちらのお店では金曜だけの限定メニュー。ぼく仕事やんか、意地悪やわぁ。

8月11日。

山の日🎌。相変わらず厳しい暑さ続きです。普段天気がよくて街なかに用事のある時は自転車で寺町通をぴゅーっと。帰りも寺町通、でも今度はぴゅーっととはいかず、荷物もありぃの、なにより京都の地形と酷暑が何倍もの速さでわずかな体力を奪っていきます。車移動やと何も感じませんが京都には意外と南北の高低があり電動付きやない(ちょっと自慢)チャリではけっこうしんどかったりします。で、その帰り道、その日は耐えられず途中の梨木神社内にある「coffee bace」さんでひと休み。こちら、神社の境内、緑の中、静かで雰囲気もよく、まさに染井の名水でコーヒーをお淹れになる。おすすめを尋ねるとこの日は水出しコーヒー。これが非常に美味しかったです。この手のコーヒー、味が薄っぺらやったり氷とのバランスが悪かったりであまり好きやないんですが、味もしっかり、コクもあり、美味しく汗もさっと引きました。聞くとコーヒーと和菓子のペアリングのコースなんかもしてはると。興味津津。また次の機会に。てことで西角までのあと少しの微妙な坂道をえっちらおっちら漕いで帰るのでした。この暑さのチャリはきっついなぁ。。。

8月8日。

蝉の声が聞こえてきそうな画像やな。残暑お見舞い申し上げます。まだまだ猛暑の日々は続いてますが、今日は暦の上では立秋。暑い中にも不思議とどこかに秋の気配を感じる一瞬がでてくるかと思います。あと一息、この暑さ乗り切りましょう。今日は仕込み中から夏うたが頭をグルグル行ったり来たり。こういう話をすると世代がバレバレになるけどまぁええか。自分の中の夏うた、1.カナリア諸島にて(大瀧詠一)2.潮騒(山下達郎)3.海(サザンオールスターズ)4.時間よ止まれ(矢沢永吉)あと番外編で小麦色のマーメイド(松田聖子)こんなとこ、あぁ波の音が聞こえてきそう。若い人には「おっさん、頼むわ」て言われそうやけど、アナタの今聴いてる歌もそうなんねんでぇ、ってね。時代は巡る。♪♪麦わら帽子はもう消えたぁ〜 、ひまわり、夕立ち、蝉の声ぇ〜♪♪

8月7日。

店のテレビと遠い昔の記憶。     画像は西陣にあるゑびやさん。よくあるそばを中心にどんぶりもん、定食もあり、お腹いっぱい、安い、早いの幸せになれる市井の人たちのお店。こういうとこはまず薄味やなくしっかりしたお味、それはそれで美味しく頂け大満足。想像するに一昔前は西陣の旦那衆、職人さんたちのための蕎麦やさんやったんやろかなって。店内にはテレビが常時ついてて妙にくつろいで食べながら観てしまいます。新聞もあり、一緒した人との話題には事欠かない、一人できてはる人もリラックス、忙しい店内もええ雰囲気です。西角はぼくが小学一年生のときに先代夫婦が立ち上げ、当初今よりずっとお気楽で、今から思うと信じられませんが店にテレビも新聞もありました。仕込み中にテレビの横のカウンターでご飯食べてた記憶があります。新聞は京都新聞とディリースポーツ、新聞は読まんかったけど、スポーツ新聞のエッチな記事を親の目を盗んで見るのが大好きなマセガキでした。(笑)まぁ今思うと親の目を盗んでると思てたんは本人だけでバレバレやったんやろなと思いますが。とかいろいろ、いろいろ、少年時代からテレビの横のカウンター席は営業が始まるまではぼくの指定席でした。ということを西陣ゑびやさんのテレビを見て思い出しました、という話。気楽なお店も好きですねん。

8月6日。

8月6日。午前8時15分。合掌。普段煩悩の塊の自分、今日はリセットできる日。あらためて平和な世の中、健康で仕事できてることに感謝の一日。それだけ。

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