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3月18日。

作品を実際に目にするのと、本などの別の媒体を介して見るのとでは全く別モンなのと、広い我が書斎にももう並べきれんから(あるんかっ!)ほとんど買いませんが今回は手元に置いときたかったので購入。驚いたのが最近の図録はみんなこうなんって。コデックス装って言うらしい。ページが「パカッ」と開く。上手く説明できませんが、例えばこれまでのぶ厚い本を開いてコピーしたら見開きの真ん中あたりが湾曲して字が読めなかったのがなくなるような、「パカッ」。作品の全体の雰囲気が分かりやすく、美術本なんかは特に嬉しい。まぁ、どうでもええ人にとっては、そんなんどうでもええやん、てことですが、今回この、「パカッ」がぼくにはとても心地よかったので。変なこだわりオヤジでした。

3月17日。

昨日はことのほか暖かな一日、春がやってきました。奈良のお水取りがすまんと暖っかならへん、とはよう言うたもんで、これから段々と暖ったかい日が増えてくるのかと思います。シャツ一枚で風を感じて、ちょうどよい春の気候。西角では季節の蒸しものがえんどう豆を使った「若草蒸し」に。😋お味はもちろん、お色、香りまでも、春を感じて頂ける一品でございます。(蕨はもう少しだけ先に)😋京都産の筍もでてきてます。そしてもちろん甘鯛も。😋春を感じたお出かけのお帰りに。心よりお待ち致しております。🙇🙇🙇

3月15日。

何ヶ月か前に「どっち見たでしょう」みたいな投函をした覚えがあります。あのときはターナーと芦雪、今回はモネと平八郎。今回も当然「福田平八郎」@中之島美術館でした。十何年か前に京都市近代美術館であった平八郎回顧展でハマりにハマって以来「我が心の平八郎」と言えるくらい待ちに待った今回の回顧展。その作品の前で動けなくなった「漣」「新雪」らと再会することができて嬉しい限り、心が動く作品を見るとワクワクが止まらず、その素晴らしさに感動するのと同時に、そんなん描く?こう来るかぁ、やられたなぁ、ってなんでか知らんけど悔しい気持ちも少々。ぼくにとって平八郎の虜になったきっかけとなった作品「雨」は残念ながら後期展示、後期も時間が合えば足を運ぼか、どないしょかな。。。皆さんも是非。「没後50年 福田平八郎」中之島美術館、ええよ。

3月12日。

画像、お掃除の下手っぴーなぼくなので美しいうちに。鍛金の油鍋と蒸し器。職人の手仕事の槌の跡が何とも美しい。最近は機械もんがほとんど、味のある柔らかい雰囲気はやっぱり人の手のなせる技。鍛金に限らずどうも最近立て続けに職人の仕事に感動したことが続き、職人技の素晴らしさに心が動いた。出来上がり、仕上がりのの温かさは何にも代え難い。職人の仕事ってカッコええと改めて思い、値段は張るけど愛着は100倍、少々無理してもこっちかなと。ましてフルオープン調理場のカウンターのまん前でしょ。おい、おい、これまでの景色はどやねん、て?どうかお忘れくださいませ(笑)。どちらのお店にもある今どきのスチームコンベクションにはかなわんけど、蒸しもんは蒸し器でええやん。アナログ人間はこっちで(が)ええねん。(悔しいんか!)負けるな、がんばれ!俺っ!

3月11日。

東日本大震災から13年、もう13年か、という思いと、まだ13年か、という思い。一夜にして街の様子が一変し犠牲になられた方々を思い14時46分には黙祷。記憶に新しい能登地震も含め想像をはるかに超える地震の猛威に普段から防災意識を持とうと再認識。復興にささやかながらの応援、富山湾内のホタルイカ。出始めなのでまだ小さめではありますが味噌はプリプリ、美味しいです。分葱、独活と合わせて酢味噌で。。。もう春の香りです。日に日に春めいてくる今日この頃、ワクワクする気持ち、今日だけは心静めて1日過ごそうかな。

3月9日。

久しぶりの青空、かとおもえばちらつく雪。♪なごり雪♪と♪春の予感♪。今日は小ネタをいくつか。       pic.1  一般の方にはあまり御縁のない乗りもの、中央市場でのモートラ。小回りがきいて荷物を運ぶのに最適。この日は自分自身も荷物と化し(重いで!)後ろに同乗させてもらう。。。楽ちん🤣、、、わかりにくいけど後ろの荷台からの図。  pic.2   いっしょにいこな、言われてもなぁ、いかんやろなぁ。いかはります? pic.3    南座で初めての桟敷席。「お肉のたんとついたうちでもこのお席は長いこと座ってたらおいどがいとおす」。😭    pic.4  今こうしてる間も古くからの友が不治の難病と闘かい床に伏してます。何もできない、してあげられない事への焦燥感、完治の奇跡を信じただただ祈るばかり。ようなって早うごはんいきましょ。と、これは笑えない話。😢 以上ちょこちょこ。

3月5日。

今日、啓蟄は雨模様、冬ごもりから覚めた虫たちもめげてるに違いない。    

「美味礼讃」を読んでもう何十年経ったことかな。「ポール・ボキューズ」の名前のついたレストラン、フランス🇫🇷でも銀座でもないけれど金沢出張の折、行くことができました。金沢といえば寿司、鮮魚ではありますがこの日はゆったりとした食事の時間をということで。私、庶民は下の方のお値段でしたがお料理の質・量もとも充実、一流のサービスに心もほどけ大満足でした。今回の出張の目的は、仕事の打ち合わせ、さよならサンダーバード、そして、ささやかながら能登北陸の応援。石川ほどやないにしてもやはり富山も多少傷跡は残り観光・宿泊のキャンセルもあるようなので何かの折は皆さんも是非。今日と同じしっとり雨模様のひがし茶屋街、梅の香りの兼六園、チラチラ覗きながら駆け足ではありましたが充実の出張でした。石川・富山県産のもの、意識して使えればと思った次第、先日より富山湾内のホタルイカ入荷してまーす!いつもながら変わらず美味しいでーす!

3月3日。

♪♪はしら〜のキズはおととしの〜♪とはちゃうか、♪♪も〜いくつ寝ると♪ともちゃうね、♪♪灯りをつけましょぼんぼりに〜♪これこれ。😂上巳の節句。ひとくちちらしに菱餅にみたてたたまご流し、ひちぎりにみたてた百合根、などなど。桃色は春らしいお色めですが、今日は非常に冷たい風が強い。ちょっとそこまでの買いもんも「さっぶぅ〜」言うて肩をすくめて。「ドンマイドンマイ。春やのにさっぶぅ〜言うて歩いてる君、ぼくは好きだよ」🤣観てへん人の方が多いか…

2月27日。

先日、常々お世話になってる方の御縁で西賀茂の農家さんの畑におじゃましました。畑でご主人のお野菜に対する思いに始まり食に対する思いまでお話を伺いながら、その足元に育ってるお野菜を土から抜いて食べさせて頂きました。よくテレビで有名料理人が自ら畑に出向き、お野菜をその場で採ってガブッって食べて、ウマッっておっしゃたりしてるのを「アホちゃうか」って見てましたが、、、。アホちゃいました。ほんまに美味しゅうございました。中でも、菊菜、小カブはそれまで手にしてたのとは別モン、サラダやフルーツでした。いらんことせんと、火いれたり、ソースかけたりせんと、そのままでええやん、って怠けもんのぼくとかは思うんですけど。😂これから西角ではお野菜、生で食べさせられたりれたりするかもですょ。🤣まぁ、ぼくにとっての1番のネックは仕入れに行く時間、仕込みとの兼ね合いで畑に走ろかと思ってます。さておき、昔からのひねりのないお野菜の炊いたんとか蒸したん焼いたんとかをほんとに美味しくお料理できたらと常々思ってます。一歩くらい近づけたんやったらええにゃけどなぁ。

2月23日。

♪♪ チョコレートは明治♪ や不二家のハートチョコで育った鼻垂れ小僧の私はどこまで行っても鼻垂れ小僧、ええとこのボンにはなりえません。で、こちらはええとこのボンクラスのチョコレート。いつまでも上品にミントが香るのんと、キャビアに間違いそうなチョコ、床に落とすと探すのに一苦労なチョコ(笑)。どちらも美味しく頂きました。ケーキだって、ええとこのボンクラスのん、ワンランク上のんは間違いなく美味しい、けど、お値段もハイクラスに。お飲み物とセットなら2、3000円とかしてしまうけど、でも食べたいんよね〜。Z世代の女子たちはこの値段、しかも行列してでも平気で食べてはるのをよく見かけます。不適切にもほどがある世代の私なんかは美味しいのんは食べたいけど多少二の足を踏んでしまうのが正直な気持ちで。何でもそうですが一度ええとこのボンクラスのんを食べると舌が覚えてしもてそれ以下やと満足できんようになる。これってどうなん?ええこと、仕方無いことですやんね。😋😋😋😋😋

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