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8月21日。

広重の東海道五拾三次、鞠子の宿、弥次さん喜多さんも食べてる「とろろ汁」。今でもあると聞くと食べたなりますやん、ちょっと駿府まで遠征してこの名物「とろろ汁」頂いてきました。ごはんは麦めし。白米も少々、食べやすくアレンジ、濃くなく薄くなくの味噌味のとろろ汁。シャバシャバシャバ、とくらう。「よう噛んで食べなはい!お行儀悪い!口の中、なくなってから次っ!」小さい時分にオカンに怒られたんが蘇る。ふむふむ、あっさりと美味しい。もちろん追加で揚げとろ、おかべ揚げも。お腹にもたまり東海道を行き交う人々の気持ちになれて、当時から人気なのがよくわかった。歴史ある宿場の風情「丁子屋」さん。「姉さん、うまかったよ!お代はここおいとくよ!釣り銭はとっときな!」赤い毛氈の上のやりとり。今や「カード使えます?はいはい暗証番号ね」…風情もクソもあったもんやないなぁ…。

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8月18日。

長寛さんの漆器、みてきました。江戸時代に息づく漆器の巧み、力強い作品たち、堪能致しました。長寛さんは漆師、蒔絵師とは違う。その蒔絵を圧倒するほどの漆の存在感、凄いな。こんなんでお料理出てきたらお料理どころやないなぁ、っと思ったのと同時に、なかなかこれにかなうお料理はないよね、とも思いました。漆器に限らず器とお料理、器に負けたり、器に助けられたり。僕なんかお料理がへたっぴ〜なので器によく助けてもらってますが。🙄笑。江戸時代の京都三条新町あたりのへんこな作家さんの作品、見応えあり、見といてよかったぁ。

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8月17日。

「京都人の密かな楽しみBLUE」オープニング。林遣都のナレーションで。…送り火が明けるとぼくらの京都の街にはとたんに秋がやってくる。蝉の声はなんとなく遠慮がちになり秋の虫の声も聞こえ始める。昨日とは打って変わって街のあちこちで秋の気配が不思議と漂ってくる。…こんな感じ?(笑)ははは。冗談抜きで、残暑はまだまだ厳しいけど不思議と気持ちは秋に切り替わります。われわれ料理屋の献立もなんとなく秋を意識するように変わっていきます。一夜明けるだけやのに不思議と、です。日に日に暑かった京都の夏も影を潜めていきます。(いくことを願ってます)😆

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8月16日。その2。

出町市営駐車場あたりより。昨年は台風の影響が残ったり、今年は直前で小雨混じりになったり、、、でも今年もとってもとってもきれいで静かな送り火でした。まずは保存会の皆さまお疲れ様です。美しい灯りでお送りすることができました。「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとうね、気ぃつけてな。」先日より先輩方々がお亡くなりになったり、同級生では知ってるだけで二人亡くなったり、彼らもきっと去年はどっかからこの送り火に手を合わせてたに違いない。心の置き所に悩みます。送り火や言うて送ってるうちが幸せ、送られたら元も子もない、と無病息災、改めて健康を願う夜でした。そんなことを思いながら今年の夏もぼちぼち終わっていくのかな。。。。

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8月16日。

さて、どちらのお店のなんでしょうか?ってクイズにもならんくらい有名になっちゃいました。15年ほど前までは行列ってなかったんちゃうかなぁ。行列のおかげでずいぶん格上げ、値打ちのあるお品になりました。出町ふたばさんの「豆餅」。豆の塩味が餡子に絶妙に合う。やっぱり小さい時から食べてたし、たまに食べたなんねんな。絶対並ばへんけど。笑😆 初めて西角に来ていただくお客様には、「豆餅のふたばさんのちょうど裏手の方ですねん」てご説明するとすぐにわかってくれはるのが嬉しいような悔しいとような。今宵、ふたばさんあたりからは送り火の「大」の灯りがどこよりも美しく見えます。「ちょっと待って。ほな西角さんからすぐのとこで「大」きれいにみられるってことやん?」その通りです。来年から“送り火の夜は西角でごはん“…お忘れなくね。👹

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8月15日。

8月15日早朝。如意ヶ岳火床付近。明日の夜にはここに火を焚き京の街を照らしご先祖様を送ります。心沈めみんなそれぞれの人を思い手を合わせます。山を降り麓の八神社にて護摩木に願い事を。静かに静かに京都の夏も終わっていきます。

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8月14日。

このお盆の間、京都にとって大切な大切なお二方が鬼籍に入られた。千玄室氏、畑正高氏。私にとっては孤高の方々であるけれど知識、経験、心意気、すべてに雅を極められ、いつまでもお元気でと願ってましたが、時の流れ、病魔は如何ともしがたく。奇しくもお二方とも我が母校の先輩方、京都にとって母校にとっても大きな損失であることは間違いないと感じてます。季節外れの画像ですが何かこれがいいような気がして。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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8月13日。

京都生まれの京都育ち、一応京都を愛する京男ではございますが、自分で京男と名乗るにはまだまだ気品も余裕もなく雅を極められておりませんが、それでもやっぱり京都が好きなんですね。が、たまにですが、なぜだかお江戸の下町情緒に惹かれることがあります。江戸っ子、江戸弁への憧れ、小気味良い髪結新造の七五調の言い回しも大好き。先日、お客様に頂いた浅草・小桜のかりんとうを食べながらそんなことを思い返してました。「こいっぁ上品でさぁうめぇんだ」新造と一緒につまんでるつもり。笑😆

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8月12日。

8月12日、日航機123便✈️が御巣鷹に墜落して40年。毎年心を痛める1日であります。今年はメディアが九ちゃんをやたらクローズアップしてるように感じます。柏木由紀子さんが快く対応されたからでしょうね。だからといってスキヤキの話題じゃなくて蕎麦。10割蕎麦食べてきました。蕎麦の香りもよく美味しくいただきました、って言いたいとこですが。。。ほんとに恥ずかしい話、告白しますが🙄🤫蕎麦の終着点がわかってません。香りよし???味よし???きっと鼻と舌が鈍感なだけなんやと思いますが、正直申しますと、その時々の気温や出汁の味、食感と喉越し、店の雰囲気でいろいろなんです。二八蕎麦でもめっちゃ美味しいなぁってこともよくあるし。ここ、ええよ〜ってとこあれば是非お教え下さいませ。🙇‍♂️ 比べたらあかんとは思いますが、実はいろんなとこにある大力餅食堂さんや千成餅食堂さんも気軽で美味しいとこは美味しいし、食べもんってその時のその人が何をどう食べたいかで満足度が変わるっちゅうことなんやと思います。深い。🤔 🙄

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8月8日。

しらさえびのマリネ 南京とガスパチョのソース〜恩師を囲む会@ラニオンさん。合計7名。幹事は私。このゼミは優秀な生徒揃い、成績の悪い私は「幹事するんなら籍、置いといたげるよ」と言われ😆それ以来このゼミの幹事役。会ってすぐ瞬時に40数年前に戻り、今やイタリアで活躍する者、インドネシアで活躍する者、能登半島で災害時より関わってる医療関係の方、いろんな人間がアホな話と美味しいお料理、どちらも堪能いたしました。さておき、われわれ飲食店、店側は7名様であろうと、2名+2名+3名様であろうと、同じパフォーマンス、クオリティでの対応が当然の基本。ことにこちらのようにお料理、サービスをご夫婦お二人だけとなるとさらにハードルは高くなる。仕事が雑になりがち、下手すれば店の空気も変わってしまい、お客様が落ち着いてお食事を楽しめない、てなことになりかねない。が、ラニオンさん、さすがにいつも通り抜群に美味しいお料理、美しい盛り付け、そつのない軽やかなサービス、7名になっても変わらずゆったりとした空気感は流石と感じました。かつて当時、ゼミが終われば先生に言われるがまま学校近辺に飲みに出掛け、最後は先生宅で潰れるまで、(ぼくは当然早い時間から寝てますが💤)みたいなことはしょっちゅう、そんな思い出話に花を咲かせ楽しい時間を過ごせました。それもこれも、先ほどのいつもと変わらぬクオリティのお料理とサービスがあってのこと、そして何より幹事さんの心意気によるところが大きいんちゃいますやろか。(😛、笑)てことでまた一年後の再会を約束してお開きとなった次第、あ〜美味しかったぁ。

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