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11月20日。

ついこないだまでTシャツにエアコンやったのに急にダウンはおったり。どやねん!てね。SNSとか見てても紅葉🍁色づいてます、みたいなん見かけますが、実際のとこほんまに色づく程度、無理やり赤い葉っぱのとこだけ撮ってあったり、よく見ると去年撮影やったり。ほんまのとこ、来週くらいかと思てます。

われわれ料理人は四季の移ろいは気に止めとかなあきませんし今年の紅葉はどやろとか気にしてます。でも来週言うたらもう11月の末。師走の声が聞こえてきてます。ツリー飾りや顔見世やぁ言うてね。いよいよ秋・紅葉っていう概念、意識をほんとにずらさなあかんように思てます。9月はまだまだ真夏、10月は厳しい残暑とわずかばかりの初秋。秋は11月だけ。12月はもちろん初冬。秋の様子は桜紅葉で楽しみ、もみじ紅葉は12月。顔見世の始まる時分に「今年はもみじがきれいどすなぁ」てなことに。笑い話みたいやけど当たり前やったことが当たり前やなくなる時代、どないなりますにゃろ、かないまへんなぁ。

11月16日。

ええとこみっけ。しょっちゅう行くわけやないけど里山の風に吹かれてボケたいときは大原の里かここ美山。ポツンと一軒家ではないけど、目に入るのはこの風景が180度以上、何の飾りもないウッドデッキにテーブルと椅子だけ。遠くに見える山々、遮るものは何もなく田畑が続くだけ。風と青空とあったかいコーヒー。なぁんぼでも居てられる。まぁどこ行くのでもテーブルと椅子、車に積んどいたらええ話なんやけどそれもなぁ。いつまでも”人知れず”なとこであってほしい。「マッシュルームカフェ」さん。

11月14日。

長いこと商売させて頂いてるとお店やお料理のこと雑誌などでご紹介頂くことも数多くあり、テレビでも何回かご紹介頂いたことありましたがさすがに小説の中、実名でご紹介頂いたのは初めてのこと。「下鴨料亭 味くらべ帖」晴れがましくもあり、ほんとにありがたいこと。フィクションの中にノンフィクションを軽やかに落とし込んで頂くところなど、柏井先生の抜群の手腕の致すところ。ほぼほぼ西角の様子と同じで、あらためて背筋の伸びる思い、でも実際はもっとワチャワチャでやってますが。(笑)さておき是非この本ストーリーも大変面白いので手にとってみてください。アマゾンでポチッ。そして実際の西角にも足をお運び頂きお確かめくださいませ。「本と全然ちゃうやんけ!」てなことにならないようがんばってまいります。今後共何卒宜しお願い申し上げます。

11月11日。

今年もズワイガニの季節の始まり、山陰地方日本海が先週解禁になりました。オスの松葉ガニは来年春まで、メスのコッペガニは年内で禁漁になります。悪天候などで毎日入荷とはいきませんので前もってご注文・ご連絡頂けるとありがたいです。何卒宜しくお願い申し上げます。

これは自分ごとですが、鱧や〜、松茸や〜、カニや〜言うて、少々値が張っても季節もんは食べたなります。と思いません?美味しいて、お手頃なん、ひっぱってきますよ。😁😋😁😋

11月9日。

朝晩がぐっと冷え込む季節になってきました。そろそろえび芋美味しなってきてます。えび芋ってキメが細かく味が入ってほんまに美味しいし、個人的にも大好きです。西角で召し上がって頂くのは「えび芋のカニあんかけ」。お出汁の香りも含め、ゆったり優しくホッコリなお味。あんまり主張せず静かなとこも好きです。これから冬に向けて是非召し上がって頂きたい一品です。

11月7日。

♪♪冷たい風に吹かれて 街をさまよった〜の〜 もう許してくれたっていい頃だと思っ〜た♪♪ あぁそれ冷たい雨やろっ!さぶっと思ったら近畿地方、木枯らし一号吹いちゃいました。立冬です。

京都太秦・廣隆寺の弥勒菩薩像。

“仏様に対して  こういう言い方も          何ですが、 「きれいだなぁ」   モナリザよりも 1000年ほど前から、微笑んでられるそうです。”

これが「そうだ 京都、行こう」の廣隆寺の時のコピー。もうお会いしたくて。美しかったです。暖かでした。お会いできてよかったです。悪いことしてへんけど、なんや反省せなあかん気になりました。(笑)

まぁまぁ騒がしい通りからちょっと入るだけで広く静かなお庭・境内、そして霊宝館には素晴らしい国宝がズラッと所狭しと並ぶ。ほんま京都ってすごいなぁ。この感動、なので京都に住んでても京都巡りはやめられない。

もちろん撮影禁止、画像はハガキから拝借。🙇

11月5日。

この辺り知らん人には何のこっちゃわからんと思います。流しといてください。画像、河原町今出川ミスドのまえから北を望む。

僕の意識の中で河原町今出川の交差点といえば、銀行、銀行、マクドナルド、パチンコ屋さん、マクドナルドは何年か前になくなってイメージがだいぶ変わったんですがさっき通ったらパチンコ屋さんが更地に。医療施設ができるとは聞いてたけど…。

昭和は遠い昔なり。トホホ。😵

ちょいと前のお昼ごはん、久しぶりのグリル猫町さん。ランチは3種類から選ぶんですがこの日はカレーを。よくあるスープカレーみたいなんと違ってオーソドックスなタイプ。個人的に好のみ。もちろん厚みのある味わい深い美味しさでした。そしていつものように、「やめときゃええのに」のデザート。😂この日は栗のタルトをオーダー。だいぶ前になりますがその日頼んだのはりんごのタルトで笑うほど美味しかったので😋、、、、あかんわぁここの店、お料理もやけどデザートも、どうもぼくの好みにピターッとあう。ほんまに美味しかったぁ。今度は夜来んとね、アラカルトで、もちろん「やめときゃええのに」までね。😂

霜月十一月御朔日。

滋賀県立美術館「志村ふくみ展 色と言葉のつむぎおり」でした。草木染ってなんであんなに柔らかで優しい色目になるんやろ。あっさりしたものから大胆なものまでこの上ない上品さはそのお色の柔らかさと人間国宝志村ふくみ氏のセンスなんやろなと。気持ちを穏やかにさせてくれるいい展覧会でした。百億年早いわっ!って言われるやろけど、男モンに仕立てていただいて一度でいいから袖通してみたい、どんな気持ちになるんやろ?きっと経験したことのない得難い感情が滲みでてくるんやろね。袖通すだけね。😂見るだけ、見るだけ。🤣

滋賀県立美術館、お初でしたがその環境も含めゆったりしてて気持ちの良いとこでした。散歩とかでも気持ちよさそう。近くやったらええのに。☺️滋賀県立や!っちゅうねん。

10月30日。

今さらの「そうだ 京都、いこう。」今回は秋の蓮華寺。非常にコンパクトなお寺、枯山水ではなく池のあるお庭、しばらく座ってると心に穏やかな風が通ります。実はこんなええお寺、高校の美術の時間に連れてきてもらってます。今から思うと素晴らしい先生なわけで。先生は当時このお寺の落ち着いた感覚から生徒たちに何かを感じ取って欲しかったんやろなと。高校生・今西にとっては、、、さぁてどやったやろか???とりあえず今ほどの感動はなかったんちゃうかな。先生かんにんでっせ。

この日はとってもとっても静かで、お参りは僕ひとり。昨今の京都の事情を思うと信じられない贅沢さ。おそらくすぐ近くの瑠璃光院はすんごい数の日本人、外国人で溢れかえってるやろうにね。すぐ近くにこんな素敵なとこがあるのに。ナイショ、内緒。

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