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2月13日。

たいがいのお料理は熱いものはアツアツを熱い間に、冷たいものはキュッと冷えてる間に、それぞれ出来立てを頂くのが美味しい😋と思うのですが、何故だか、カレーやとか粕汁やとか一日二日「寝かす」というひと手間を加えると味に深みがでてくるんはなんでやろか。って思いません?絶対美味しなりますよね。

で、おねぎの炊いたん。炊きたてももちろん美味しいんですが、「寝かす」のひと手間を加えたもんもすごく美味しく食べられる。

お店ではおだしできないけどまかないで。前日の残ったおねぎの炊いたんと冷やご飯でする「おじや」。おろし生姜を搾って。白菜のお漬けもんでもあればもうサイコー!さぶいさぶい日には何よりのごちそう。簡単、あったまる、あっさり、そしてそしてそして美味しい。ぼくなんか、これ食べるの寒い時期の何よりの楽しみでもあります。

2月11日。

はんなさんとこのレーズンノア。実はこのパンただ者やない。動物性不使用、砂糖不使用、油脂不使用の優等生、唯一無二。感動の美味しさ😋。

今、さぁ食べようと目の前にあるレーズンノアの一切れ、いったいいつから仕込まれてどれだけ手が入ってるかと思いを馳せる、食べるのは一瞬なんやけどね。。。酵母菌から、寝かして捏ねてを4日?それが毎日店頭に並ぶ、、、日々連続の仕込み、しかも店主たったひとりで。なので定休日はあるけれど丸一日完全休暇はない。お客様に美味しいパンをお届けしたい一心。この方のパンへの愛情には頭が下がるし、料理人、商売人としてお手本でもある。美味しいもんはいっぱいあるけどこの愛情がなければ感動はない。少々普通のパンと比べると値は多少お高いけれど、それ以上の価値、値打ちは間違いなくある。同様に、コンプレパン、甘酒食パンも。このお店の主力はタルティーヌだけれど、この美味しいパンなくしてはありえない。店頭に並ぶパンは3種類のみ、是非一度食べていただきたいと思う。

2月10日。

週末から凍りついた街、まだまだ寒さは厳しいですがようやく生気を取り戻したように感じました。このまま春に流れ込んでほしい。

白魚の入荷です。茨城県産。2、3年前まで白魚は当然のように宍道湖からでしたが、宍道湖開門により海からの魚たちで生態系が崩れ今やほぼほぼ入荷はありません。毎年の当たり前は人間の仕業により当たり前でなくなることもありということ、また以前のように立派な白魚がコンスタントに入荷できる日が来ることを願ってます。

たまにはまじめなことも語らんとただの食いしん坊なおやじとしか思われへんしね。よしよし。🤣

てことで茨城県産も少々小ぶりにはなりますが味の方は全く問題なくとても美味しいので「白魚の天ぷら」で静かな春の訪れを感じていただければ。やっぱりこの季節、春野菜の天ぷらと並び欠かせない献立です。

2月8日。

♪♪あの人の姿懐かしい 冬ざれた東山〜ん?♪、渚ゆう子ちゃうしね、武田カオリでね。

で、今朝の大文字山。真っ白にはなってないけど凍てつく寒さ。日々底冷えに暮らしてても雪には慣れてない京都人。さぶおす。

♪♪遠い日は二度と帰らない、雪積もる出町橋〜♪🤣

2月6日。

「立春歌舞伎特別公演」松竹座にて。

つい先日、同じ松竹座で珠玉の芸のお芝居を鑑賞したばかり、目を閉じればその舞台がまだ鮮明に浮かんでくるので上書きするにはまだ少々もったいないインターバルではあったけど。訳あってはじめての昼夜通しのお芝居見物、日常を忘れ丸一日歌舞伎の舞台に興じました。近松もんの封印切、鴈治郎はんをおいてはありえない幸助餅、個人的に思い入れのある源九郎狐、澤瀉屋さん、成駒屋さん、若手からベテランまで、あぁよかった、あぁよかった…。関西でも毎月のペースでこれくらいしてくれはったらええのに(お安くで😅)。寒すぎて着物を断念、それでも多くの方が和装でおいでになっててやっぱりええなぁと思う。終演後、丸めたて幸助餅が食べたくて仕方ないのはぼくだけやったやろか。🤣おりしも今日は初午。源九郎狐もどこかで鼓の音に耳を澄ましてるに違いないと思う。

2月4日。

以前は「これから3人でいけます?」みたいなんでも十分大丈夫やったのに、今や予約全く取れなくなってしもて。今回は同席の友人の果てなき食の探求心で予約取ってくれたので二つ返事で「行くーっ!」。ものすごく久しぶり。たまにしか食べられないから美味しいに違いないというプレミアムな先入観を差し引いてもやっぱり十二分に満足させていただきました。お皿に盛られたお料理はチマチマしてなくドーンと大胆に盛られ、かつ、上品で繊細なお味。カンティーナアルコさんにも似た安心感もあり温かい空気。また来たいけど予約取れないのがたまにキズ。また友人の食い意地(ごめん、ぼくもやけど)にお願い申し上げよっと。「コリス」さん。以前のように普通に行ける店やといいのにね。

2月2日。

今日、二月二日。今年は節分。鬼は外、福は内。

明日、二月三日。今年は立春。立春大吉。

1月29日。

もう早や1月も29日、今週末は節分、てことで2月1日、2日は何かとバタバタして時間が取りにくいので少し早いですが吉田さんにお参りに。神殿に参拝、これまでの一年の御礼、そして邪気を払い無病息災を願い、古いお札も納め、自分の中ではこれで一年が終わり気持ち新たに新しい年が迎えられそうです。今年は久しぶりにお焚き上げの準備もなされてました。来る年も無病息災、いつも通り何事もなく過ごせることを願い、皆々様がしあわせで心豊かに過ごせますように。ぼちぼちで。一歩ずつで。

1月28日。

京菓子司「末富」さんとこの包装紙。

池田遥邨氏と二代目山口竹次郎氏による。今さら言うことでもないしみんな思ってる事やと思う。凡人には和菓子の包装紙としてはありえない色使い。かといってくどくなく、ハイカラでもない。一目で末富さんとわかる。京都×生菓子×和×季節を行きすぎず上品にまとめ上げた傑作。もう素敵、素晴らしい。末富ブルーとか軽い言葉では済まされないし、他の追随を決して許さない至高のセンス。と、常々少なくともぼくは思ってます。自分もこんな風にデザインできるセンス、かけらでもいいから持ち合わしたいと願う。心から羨ましい。

山口社長さん!かっこええですわ。👍️

包装紙褒められてもなぁ、って感じですやろか?🤣

1月22日。

私らにとっての万博言うたらミャクミャクくんと違ごてやっぱりEXPO’70。先日のある日、大寒過ぎにも関わらずちょっと温かやったこともあり万博記念公園へ。高速走ったときとか遠目にそびえ立つのを見てたのでさほど目新しくもない太陽の塔、ノスタルジックな気持ちも無かったと言えば嘘になりますが、塔に近づくにつれそんな気持ちはどこへやら。全く普通に初めて見れる作品としてワクワク、ワクワク、が止まない。力強い作品に圧倒。当時はまだ小学3年生、ミュージアムとしての太陽の塔の超長い行列に並ぶこともなく外から眺めたくらい、実際のミュージアム内部もなかなかよかった。1970年、人類の進歩の主張が多い中、岡本太郎氏は「根源に戻れ」をメッセージされたらしい。そのメッセージは半世紀たった今にも通ずるのでは?動く歩道もワイヤレスフォンも普通にある世の中になったけど、はたして当時から理想の未来になったのか現代を生きる人間として少々考えさせられる。いろんな意味で感慨深い散歩、素晴らしいモニュメントでした。

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