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10月25日。

お昼間も少し肌寒く、朝晩はキュッと冷え込んできました。ひとつ季節が進んだようです。二十四節気では降霜の頃、秋深く、冬も見え隠れしてきました。

降霜というと「あさのしも」って歌詞があるからなのか、

「さぎりきゆるみなとえの ふねにしろしあさのしも…」

の歌、思い出します。画像とは違う風景で、実はもう少し先の季節の歌ですが、美しい日本語とともにキュッと寒い朝の情景に一瞬にして引き込まれてしまいます。のどかに晩秋を過ごしたいもんです。

「げにこはるびののどけしや かえりざきぬ はなもみゆ」

……癒されるわぁ。☺️

10月24日。

秋鱧。今頃鱧て…。夏の魚ちゃうん?て、言われそうですけど。。。魚は子(卵)を持つとそこに栄養がいって身自体は旨味が薄くなります。淡路の鱧は梅雨時分から脂が乗ってきて夏の終わりに鱧は子をパンパンに持ちます。その子が抜けてくるのが秋口。その頃からまた栄養を摂り脂が乗ってすじのええ鱧は抜群に美味しいなってきます。なので秋の鱧おとしは夏同様美味。以後お見知り置きを、鱧に成り代わりましてお願い申し上げます。🙇‍♂️😁😋😁😋

10月22日。

京都では今日は時代祭が3年ぶりに行われます。京の都の各時代の装束での都大路行列、華やかです。ちょっと人も動き出し沿道は人が溢れてるのかなぁ。夜はこちらも3年ぶりの鞍馬の火祭り。鞍馬地区にある由岐神社の勇壮なお祭り、久しぶりに見たいし見てほしいんですが、小さい集落のお祭りだけあって、あんまり人が溢れるとどうかと。京都のお祭りの雅さはないけど、男たちの勇壮な空気が何とも魅力的な深夜のお祭りです。

画像は先日の「勇寿」さんでの炙り穴子。脂があって美味しい。こちらは心優しい懐の深い東男と柔らかい雰囲気の女将さん、そしてカウンターに座るお客さんも含めての空気感。何かいいな。もちろんお料理も美味しいけど、この空気感が何よりのご馳走かと。また行こっと。

10月17日。

久しぶりの甘鯛投函。

市場に並ぶ甘鯛を見てると「ちょっと、連れて帰ってぇな。ぼく脂あんでぇ。」とぼくにしかわからんように囁かはります。ええかっこしぃで、甘鯛ラバーズのぼくとしては甘鯛にも嫌われたないし「よっしゃ、一緒に帰ろ」。となります。😅

さておき、真ん中の赤い色のが一般的な甘鯛。長崎・対馬より。それを挟むように白甘鯛(白皮ぐじ)。大分県津久見より。どちらも造りはもちろん、焼きもん、蒸しもん、油もん、何しても京都らしい上品なお味。西角のコースには欠かせない主役です。

10月15日。

雑誌「DISCOVER JAPAN」。

いろんな雑誌の京都特集みたいなのはできるだけ手に取って見とこうと思ってますが、なかなか買って帰ろっていうのはありません。が、このDISCOVER JAPANだけはこれまでも家帰ってゆっくり読も、と思い買うことが多く、うちの書斎の本棚には(あらへん、あらへん…)バックナンバーも含め何冊かあります。他の京都本、京都特集とは明らかに一線を画した内容、切り口から掘り下げ方からとにかく興味深く面白い。京都人も知らんこと、知ってなあかんこと、興味津々。本屋さんに行く機会があれば是非手に取ってみては?バックナンバーもオススメです。ほんと。

余談ですが、今発売中の11月号、少しだけうち紹介していただいてます。😅「なんや!そこかいっ!全然余談とちゃうやんけ!」。お叱りの声も聞こえてきそうなので、このへんで。。。🤣

冗談抜きで素敵な本です。

10月14日。

お知らせ。

西角は季節を感じ滋味深く京都らしいお料理を10000円までのコースで召し上がって頂けたらという姿勢で参りましたが、秋以降の予想を遥かに上回る多岐にわたる原材料の値上げ、魚によっては相場自体かわってしまうものもあったりとかで、本意ではございませんがコース料金を11月より勝手ながら変更させて頂きます。

夜のおまかせ 10000円 12000円

お昼のおまかせ 6000円 7500円

とさせて頂きます。心苦しい事ではございますが何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

尚、現在11月以降頂いてますご予約は現行通りのコース料金でご提供させていただきます。何卒宜しくお願い申し上げます。

10月13日。

ユニクロにウォーホルの作品がプリントされたTシャツが登場する何十年も前、ミーちゃんハーちゃんやったぼくはUS直輸入のウォーホルのTシャツを探したもんでした。京セラ美術館・Andy Warhol Kyoto。かつてポスターや雑誌で見た作品の本もんがたくさん観られよかったです。作品もそこそこにこういう展覧会はギャラリーウォッチングも楽しいもんで、我こそはポップアートみたいな人がうろうろ。ジーンズにボーダーのロンTと黒の革靴の方も。🤣さすがにシルバーのカツラの人は見かけんかったですが。ぼくがAndy W arhol Kyotoを一番感じたのは展示室を出てからのスーベニール ショップにて。京都の名だたる老舗とW arholとのコラボ商品。信三郎帆布さん、鍵善良房さん、村上開新堂さん、などなど。象彦さんとのコラボ商品はレアもん間違いなし!やろ。流石です。

10月8日。

ずわいがに。シーズンに入りよくいただくのが、山陰や京都で漁れるのが多いですが、かに漁🦀解禁は11月にはいってから。今年はどうなんかな。昨シーズンは不漁もええとこ、松葉なんて何回扱ったかなって。今年の豊漁に期待しましょう。

で、画像は山形より。この時期、新潟や山形、先日は北海道噴火湾のセコガニ(メス)が入荷してました。こちらサイズはまだまだですがお味は間違いない。甘味もあってオススメです。シーズン中のものに比べても味は遜色ないししかも安価。それ行け!今だ!💨💨💨😋

10月6日。

数少ない水曜のホームゲーム、、、ってちょっと前言うてましたよね、、、ははは、遊んでばっかり。😅「食」絡みの話やなくて申し訳ございません。🤣

⚽️サンガイレブン、今回、格上相手に延長に持ち込むも健闘むなしく敗れはしたけれど、やっぱり熱い熱いゲームでした。天皇杯は終わってしもたけどJ1残留に繋がるゲームと信じて。

サンガスタジアムが亀岡にできてから何度か観戦に行きましたが、これまではコロナ禍もあり声出し応援は一切禁止。ですがこの日は初めてスタジアムの一部ではあるけど声出しが許可され、そのスタジアムの雰囲気たるやこれまでとは一変、不思議な力が働くに違いない熱気に包まれ、選手の後押しはもちろんのことスタジアム全体を一体感で包まれました。まさにそれだけで感動、、、やっただけに勝ってほしかったなぁ…。😢

10月5日。

昔、土曜日半ドンの学校が終わったら一目散に帰って吉本新喜劇をみるのが常、学校で習うことは忘れるけど、ボケとツッコミなんて無意識のうちに身に染み込んでるっちゅうもんで。で、隔週くらいやったかそのあと人情味溢れる松竹新喜劇も大好きで見てました。南座公演のある時は連れてもろたりもしてたかな。なので今回の藤山寛美追善公演の演目「はなの六兵衛(お六)」なんて鮮明に記憶してる楽しく華やかなストーリー。藤山直美さんがんばったはりました。よかったです。やっぱり見てるとかつての伴心平さんを笑かしにかかる寛美さんとの掛け合いや、元祖バカ殿様、小島慶四郎さんなどなど名場面はダブりました。昭和の関西喜劇、面白かったなぁ。

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