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10月7日。

ちりめん山椒。京都のお土産に重宝されることも多く、これもやはり海の遠い京都、山に囲まれた京都の保存食のひとつということがルーツなんでしょうか。お料理屋さんで、珍味屋さんで、そして御家庭でも、今やポピュラーな一品。でもお味や風味も千差万別。薄い色、濃色、おジャコも小さいのから粗いの、よく乾いたの、しっとりしたの、と炊き上がりはいろいろ。お好みで選ぶしかありませんよね。ちなみに〜グラム〜円、みたいなのも目安でしかないです。よく乾かしたものは重さは乗らないですし、「あんまり入ってへんのにえらい高こおすなぁ」てなことになりかねませんしね。

ちなみに西角のちりめん山椒は角のない穏やかなお味に仕上げてます。キリッとしたのがお好みの方には少々物足りないかも。おじゃこは細いめ、焚くときは、おじゃこ一匹一匹のお腹を潰さんように心がけ丁寧に炊き上げます。コースの白ごはんには少しお付けしてます。お持ち帰りもまたおよろしかったらお声がけくださいませ。

小さいときから母の焚くこれがあれば何杯でも白ごはん食べて(笑)、、、そら、デブになるわな。🤣🐷🤣🐷

10月4日。

休みの日の夕食が外食となると北の方のお店になることが多い。けどとてもいい評判なので行ってみたく、京都駅まで市バス205で。利便性もいい八条口でコンパクトなお店、ご主人も感じいいし、ホールの女性も完璧なサービス、お料理もさすがどれも美味しく間違いなく繁盛店でした。お料理はアラカルトで。お献立には値段も入ってて我々貧乏人は安心してオーダーでき嬉しかったりしますが、おねえちゃん連れたはる殿方とかには反対にどうなんやろか、これ永遠の課題。こちらのお店は二回転、予め2時間のお約束、残り30分くらいの時に、ラストオーダーです、ごはんもんなどいかがですか、となる。よく言われるコース料理の一斉スタート、決められた時間内のアラカルト料理、お店のペースにみごとにはまる。献立の値入と同様、正解とかはないと思うし、どちらがええとかアカンとかやなくて、自分で自分に合った店に行くのがええにゃろね。何やかんや言うても、よかったなぁが感想。また寄せていただきたいお店「燕en」さんでした。

10月2日。

神無月十月。秋です。この季節になると必ず食べたなる栗蒸し羊羹。和栗と羊羹、そのそれぞれのお味、硬さ、もっちり感、そのバランス、もう至福。(笑)亀末廣さんの「竹裡」。(包丁の入れ方下手くそやな。画像見てびっくり、恥ずかしい。)重厚で趣があり老舗の風格のある店構え。「上菓子のこと、よう知らぁらへん人は暖簾くぐらんといておくれやすな」て言われてるよう、に思いますが全くそんなことはなく。あんじょう丁寧にしてくれはります。この上なく上品な甘さ。秋のうちにもう一回食べれるやろか。。。

栗、言うたら栗蒸し羊羹だけちゃいますしね。忘れてはいけない西角の「丹波蒸し」。上品な栗の甘さに銀餡、この秋のうちに是非。暖簾もくぐりやすいし敷居もひくいし。🤣ひひひ。

9月29日。

稲架掛け。(はさかけ)先日の「頭を垂れて」の稲穂、稲刈りを済ますと稲架掛けして天日干し、自然乾燥します。田舎に暮らしたことないけどこんな風景が妙に懐かしく落ち着くのはなんでやろか?ね。

こういうひとつひとつの作業を思うと食材はほんとに大切にありがたく頂かなあかんと思う。われわれお客様にお食事を提供できるのはありとあらゆる方々に支えられてのことと常々思ってますが、特に一次産業に携われる方々にはほんとに頭が下がる思い、日々自然相手、かつ体力仕事。いいものを安く仕入れなあかんにゃけど、直ではないけどココだけは値切ったらあかんとこかと。政治のことはわかりませんが今後の日本を考え手厚く保障もされなあかんようにとも思う。ご家庭でも安い外国産より少々値が張っても国内産を、と思うし実際そのほうが美味しいもんね。

偉そうなこと言いました。何も考えんとこういう田舎の風景、素直にええもんやなと思いました。て事。

9月27日。

先日伺った美山・かやぶきの里。この季節一面、蕎麦の花で真っ白、清楚で美しかったです。10年ほど前も同じ時期に来て蕎麦の花に感激したのですが、やはり当時よりもかなり観光地かされてたのが残念、駐車場は良いとしても、畑周りには紐の柵が張り巡らされ、入口、出口の表示、ありとあらゆるところに外国語での注意書き、などなど、遠くに見える茅葺きの集落と合わせて見るゆったりとした長閑な風景を愉しむ、ってのは少なからずなくなってきてるように感じました。まぁ祇園町だって注意書きの立て看板いっぱい立ってるもんね。この先、どうなっていくんやろか。。。

9月26日。

お料理やさん、お茶室、町家、壁に、床の間に一輪挿し。季節を感じさせ心が和むなぁといつも思う。仲良くしていただいてるお友達に専慶流のお家元がいてるのに、お花屋さんのお付き合いは先代の花フジさんからようしていただいてるのに、なのに、お花の勉強は恥ずかしながらからっきしできてない。書道と同じように見て何かを感じれれば、レベル。(笑)でも美しいもん、語りかけてくれるもんは見とかんとと、「花を花と見て花と見ず 藤田修作展」でした。まだまだ感じるのに未熟さを隠してませんが、ワサワサしてない、この上なく静か、なんやけどポッと温かみのある作品たち、素敵な空間と相まっていい時を過ごさせていただきました。ええもんはええわ。やな。

9月24日。

あっという間に9月もあと1週間。残暑も厳しかったので、一日も早く秋風に吹かれたいもんです。

さて西角のお料理、秋の蒸しものは栗🌰で。ほんのり甘い栗に丹波黒豆の枝豆・紫ずきん。しっとりほっこり銀餡で。😋

都の秋は、松茸の土瓶蒸し、栗の蒸しもの、それにぐじの焼いたんにかぎる、と道長様も陣の定めでお決めになり帝にお伝えなされたそうな。。。は、はっ。それではお待ち致してござりまするぅ。🙇

9月23日。

京都は今青空が見えてます。能登の事を思うと心が痛みます。自然相手とはいえ「心が折れる」とはこういうこと、心よりお見舞い申し上げます。

お彼岸もお中日が過ぎ、やっと過ごしやすくなり、わかりやすく季節が一つ進みました。久しぶりに朝方掛け布団を探す自分がいてました。

先日の話、夜は2回め「食堂デイズ」さん。前回同様感想は同じでした。お料理は丁寧で美味しかったし、ご主人も奥様もすこぶる感じいいし。😋何年か前、六堀って洋食屋さんがあって、美味しくてちょくちょく寄せてもらってたんですがいつくらいやったか閉店され残念に思ってて、、、デイズさん、そこの料理長さんやったんですって。へぇ~やっぱりなぁ、と変に感動、変に納得。味の記憶ってすごいなぁ、怖いなぁと思った次第。自分も日々まじめに丁寧にお料理と向き合うことが基本やなと改めて思うのでした。どこ食べに寄せてもらもても勉強になりますゎ。😌😌😌

9月21日。

この季節、ちょっと街はずれを走れば見かける稲穂。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

謙虚でいることはいつも頭の片隅においてるつもりやけど、また、彼もいつも謙虚。大谷くんの快挙。次元の違う天才が驕らず普段から努力を続けて、勝利の女神や幸運の神様が味方についてくださってる、としか凡人には思えない。次々と夢のような偉業を成し続ける彼のニュースをリアルタイムで体験できるのはほんと幸せなことで元気をもらう毎日。世界中の人を驚かし、惹きつけてやまない日本人を心から誇らしく思う。おめでとう、大谷くん。

9月20日。

異常な残暑続き、当然田畑にも影響があり普段使いの野菜がびっくりするような値段になってます。自然相手、仕方ないですけどね。そんな中でも干からびてもおかしくない気候にもかかわらず天然の舞茸の入荷。ええ香りがしてます。よう育ったなぁと褒めてあげたい。天ぷら、お塩で。いろんなとこで少しずつ秋はやってきてるのかな。今日は彼岸の入り、”暑さ寒さも彼岸まで”。お中日くらいにはこの残暑収まって欲しいもんです。

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