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8月18日。
- 2024-08-18 (日)
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寝しな、エアコンを止めて開け放った窓、網戸の向こうから秋の虫の声が、朝方にはどこからともなくツクツクボウシの鳴き声が。。。朝晩去り行く夏の装いを感じてます。
とはいえお昼間は残暑厳しくて。まだまだ冷たいもんを。てことで、久しぶりの「とおる蕎麦」さん。手打ち、10割、この量、この値段、すこぶるテンポ良い調理、感じいいサービス。満足度満足。ハハハ、食後のそばがき冷たいおぜんざい、美味しい美味しい…。大満足。(笑)
冷たいもう一軒「風枝」さんの冷やしラーメン。冷麺とちがうのね、冷やしラーメン。お出汁が煮凝り状になってコラーゲンたっぷり、しつこいように思うけど意外と超あっさり。汗もひくしペロッと。やめときゃええのに追加のちょっとだけ唐揚げ。これ食べるから太る。(笑)
あらためてこうしてみると、「やめとけよ、プラス一品」てのがよくわかりちょっと恥ずかしい。😂🤣😋 😂🤣😋 😋😋😋
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8月16日。その2。
- 2024-08-16 (金)
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今年もとても美しい送り火でした。
台風のせいか少し風があり夏の終わりをよけい感じさせてもらえました。
心静かに送ることができました。
保存会の皆様、お暑い中のご準備本当にご苦労さまでした。感謝申し上げます。
一夜明ければ京都に秋の気配が訪れることでしょう。
ただひとつ残念やったのはセスナだかヘリコプターだか、はたまたドローンなのか、、、音を立てて飛んでたこと。もう悲しくて悲しくて。これ以上は口にするのも阿呆らしいので。
送り火の夜に思う。
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8月16日。
- 2024-08-16 (金)
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昨日フラッとお立ち寄り頂いた方、お話をお聞きすると昔西角によくお昼ごはんを食べに来てた、と。そういえば先代は夜は天ぷらメインでやってて、お昼は日替わり定食みたいなのやってたの思い出しました。親父がその都度天ぷらを揚げ母親の炊く炊き込みご飯に今で言うお惣菜、御汁、おつけもん、みたいなんやったと思います。天ぷらは揚げたて、炊き込みご飯やお惣菜は薄味、京都のおかず、お客様には喜んで頂きそこそこ繁盛してたように思います。今こんなんやってはったらぼくが飛んでいきたいっ!てお店でした。今でも覚えていてくださったことへの感謝の気持ちで一杯、昨日は8月の15日、先代夫婦も店のどっかから見てて喜んでたに違いないと思います。ん?待てよ、「おまえ、最近さぼってへんか?」とか「お客さんへの気持ちとか大事なもん忘れてんのちゃうか?」とか、ぼくに言いたいことあったんやろか?「わかってる、わかってるて。忘れたことなんかないさかい。」(笑)
今夜は送り火。あっちへ帰って行かはる道、明るぅ照らしてくれはりまっさかい。気ぃつけて。いつもありがとうね。
画像は如意ヶ岳・大文字の護摩木。今朝の様子。
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8月14日。
- 2024-08-14 (水)
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「鮎くれて寄らで過ぎ行く夜半の門」蕪村
書道、全く不勉強でまともに読めたことすら無いんですが、母が仮名を少々やってたので作品を「見る」のは好きです。高島屋美術画廊にて蒼和会での竹内勢雲先生の書。作品の前で正直、心が静まり返りました。字の雰囲気に加えて、薄墨の感じ、白木、表装、バランス、あらゆるもんでこの俳句の季節感、時間、心の暖かさ、絆、いろんなことが表現されるように思いました。再度申しますが不勉強極まりない愚生の感想です。聞き流してください。でもほんと素敵でした。
実は竹内先生は同級生。学生時代から書道一筋、今や杭迫先生の一番弟子というからすごいポジション。どの世界でもその道を極めるのは並大抵の努力では成し得ないのは想像に容易い。同級生であることが誇りであり何と言っても刺激であります。
杭迫先生の作品はもちろんですが、竹内先生の素晴らしい作品見せていただきました。ほんと素敵ですよ、是非。
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8月10日。
- 2024-08-10 (土)
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SUKIYAKIな夜。
すき焼きてなもん家で砂糖、醤油、水、酒、で適当に味付けしてその都度足らんもんを足してワイワイ言いながら食べるもんやと思ってますが、恥ずかしながらちゃんとしたプロの作られるすき焼きは食べたことなかったので向学も兼ねて。
とりあえずお店に行って驚いたのが我々以外のお客様は海外の方ばかりやったこと。インバウンド勢にとってのtenpura、sushi、そしてsukiyakiの威力なり。皆さんkobe-beef、ohmi-beefなんかをほおばってはるのね。我々のあとにも団体さんの予約があるらしく、なんとね〜。すご。
てことでわれわれのテーブルにもお店の方がついてくださり、お酒注文のあと焼き(焚き)始めて下さいました。「焼けました、どうぞ、お取りくださ〜い」確かに美味しい。続いて次々と野菜も含め炊いてくださる。テンポよく。このあたりから「?」が頭に浮かびだす。「おネギもお豆腐もおいしいですよ〜」徐々にお腹もふくれはじめる。確かにお味は美味しい。けど「?」はだんだん大きく。どうも100%あちらのペースやん。すき焼きってそういうもんなん?「はい、お肉ですぅ、お野菜もどうぞ、そろそろごはんお持ちしましょうか?」「???」ちょっとちょっと、そらお肉にごはんは美味しいけどね?と、結局最後まであちらのペースで事は運び。。。ゴングが鳴ってから約30分。18時の予約、ええ大人数名、お酒も注文してこれはないんちゃう?お客さん主体が最優先、何より「すき焼き」を楽しんでもらわなあかんのちゃうの?確かにその後の団体さんの時には体開けとかなあかんのはわかるけどそれやったら予約とったらあかんわ。愛想も悪くなく、お味も美味しいけど、途中から頭にあった「?」は最後まで消えることはなく、、、。いろんな意味で大変勉強になりました。この店もう二度ときいひん。。。
店を出たら当然まだ夕方の風情、何となく悲しくなって上を向いて歩いて帰ったとさ。
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8月8日。
- 2024-08-08 (木)
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「残暑お見舞い申し上げます。」昨日は立秋。気のせいか今朝は秋を意識するくらい涼しかったけど、、、やっぱり京都の夏はまだまだこれから。ほんま皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
久しぶりの虎屋菓寮京都一条店さん。おっさん一人で氷食べてても変に思われない😅こちら。ここへくれば何が何でも宇治金時一択なんですが、ちょっと浮気して青柚子氷を。酸っぱさと甘さが絶妙。スッキリ汗も弾いて心地よし。もちろん美味しさもさることながら、こちらはここのお店にいてること自体が贅沢で心地よい時間のような気がしてます。茶室のように小さい小宇宙で表現される数寄屋もたまらん好きですが、細かく区切ることのないそこそこ広い空間、無駄のないスッキリしたディテール、計算されつくした自然光、木、水、緑、外気、などなど贅を尽くした和の建築。ぼく的にはゆったりした気分になれるのと同時に感性のいろんなとこがくすぐられるような気がしてます。だからここにいてることが大好きです。甘いもん食べながら。😋日差しがジリジリ照りつける午後、こちらで涼しい顔をして外を眺める…いやらしい性格です。😜今回浮気してしもたから近いうちにリベンジに行くぞ!、待ってろ宇治金時!!
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8月6日。
- 2024-08-06 (火)
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8月6日 広島平和記念日。連日続く猛暑ですが、今日だけは「暑っつう!」とか口にしてはいけないように思います。何事もない日常に感謝。
「京ことば」のこと。
京都に生まれ京都に育ったぼくが言うのもおかしな話ですが、角のたたない柔らかいきれいな京ことばにすごく憧れます。商売人の京言葉、花街の京言葉、お年寄りがお使いになる京言葉、とか思うとそれなりに何となくそれぞれに特徴があるようにも思いますし、どれも好きです。「このお芋さん、まだかとおっさかい、さっとしか焚いたぁらへんにゃわ。手ぇかけたげんとおいしなってくれはらへんぇ。もっかい焚いてもろとおくれやすな。」……何がよろしいにゃわからへんけど、よろしいなぁ。☺️
先日、かつて祇園街の芸姑さんやった方がお見え下さいました。さすがに始終美しい京ことばをお使いになり(ていうかその方には普段言葉なんでしょうが)まぁ頭もキレはるし素敵な方でした。自分はというと、京都好き、京ことば好き、着物好きな阿呆ぼん(ぼん、っちゅう歳やおへんけど)、お茶屋さんとかに足を踏み入れようもんならイチコロ、もしも家柄が裕福なら典型的、即、身上を潰すタイプですわ、、、よかったわぁ貧乏で。🤣🤣🤣
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8月5日。
- 2024-08-05 (月)
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「ぐじ」のこと。
甘鯛のことを京都では「ぐじ」と呼びます。脂ののったぐじは何にしても美味しい。塩焼き、酒蒸し、唐揚げ…。これは個人的に感じることなのかもですが、脂がのっていても行き過ぎた感がなく、上品なままのイメージなんですね。その昔、ご存知若狭街道、いわゆる鯖街道は小浜でとれた魚貝を京都に運んだルート。鯖がそうであるように、ぐじもその日のうちに開いて塩をして運ぶ。京都につく頃にはええ具合に塩がまわって美味しなります。お味はもちろんのこと、行き過ぎない都の人の上品さとうまく合致したのでしょう、今や高級魚ではありますが、昔は家庭の食卓に並ぶ魚やったわけです。
小浜からの終点、京都の入口が西角が店を構える出町。だからというわけではありませんが西角では美味しいぐじ、召し上って頂けます。昨今は輸送事情も飛躍的に良くなりその季節季節、京都、山陰、長崎、愛媛、などから脂のあるぐじが一年を通して入荷します。
なんやかや言ってますが自分がぐじ、好きなんやろね。ぐじ愛溢れる西角にて是非お楽しみくださいませ。何やな、宣伝かいな!って?まぁそぅ言わんと。。。
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8月3日。
- 2024-08-03 (土)
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カウンターの片隅で奏でるジャズメンたち。おなじみBAR YANAGIさん。先日ちょこっと伺いました。
Netflix「地面師たち」を観終えてやたらロックグラスが落ち着いて渋く真似したかったから。(笑)😁
久しぶりにヒリヒリする面白いストーリーでした。これ以上はネタバレになるので。ロックグラス片手に豊川悦司になってみたかったわけ。「あなた、地面師になりませんか?」
この暑さでもBAR YANAGIさんは相変わらず夜な夜な次から次へ御客様が来られる。あの素敵な落ち着いた空気感でお酒を楽しみたいから。ロックグラスで飲みたい!とかアホなこと言うてんのはおそらくぼくだけやと思いますけど。
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葉月八月二日。
- 2024-08-02 (金)
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照りつける日差しに加えアスファルトから上がってくる熱気、呼吸するたびに体温より高い温度の熱風を吸う感覚。鼻の穴がサウナに入った瞬間と似てる。今日、京都は40度。恐ろしや。
毎年、夏の暑い盛り、とらやさんの宇治金時と並んで必ず食べたなんのがこちら、鍵善さんのくずきり。体に優しい程よい冷たさに程よい喉越し、黒蜜の甘みを絡めて。汗も引いて静かで心地よい。どちらも京都の暑い夏に似合う上品で涼しげな甘み。よろしおすなぁ。
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