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10月16日。

玄関の戸を開けるとどこからかそこはかとなく漂ってくる金木犀の香り。例年よりちょっと遅いかな。香りで感じる落ち着いた秋。こちらも少々遅いめ、「天然舞茸」。まずは北海道よりの入荷。やはり菌床とは数段違う抜群の舞茸自体の香り、天ぷら、お塩で。栗に舞茸や、土瓶蒸しと秋を味わうお献立の揃い踏み、土俵はもちろん西角にて。心よりお待ち申し上げます🙇。

10月13日。

先日の蓬莱山に味を占めて、今回は高島トレイル・赤坂山から大谷山歩いてきました。低山ながら稜線歩きも気持ちよく日本海まで見える絶景に大満足、上まで登った人の特権、頂上近くのすすき群にはまさに夢見心地の景色、空の青さと一面の風に揺れるすすきの穂の銀色のコントラストに絶句、まさに映画のワンシーンかと思うくらい……あたり一面に広がるすすきの中にひとり佇む私、追ってくる黒木華、ふりかえり見つめ合う二人。「ハイ、カメラさんひいて、ひいて、ひいて〜〜、はい、カット!オッケー、オッケー!お疲れ様」。ライ麦畑ならぬ「すすきの山でつかまえて」クランクイン!……ガハハハハ、アホやろ?

10月9日。

おそらく「おがわ」さんからよく使われ出した冠の「食堂〜」。気軽な感じとアラカルトでいただける様子が見て取れます。僕が丁稚にいってた魚晋の大将もよう言うてはった、「うちは食堂やで。気軽に美味しいもん安うで食べてもらうにゃで」って。確かにウルトラ繁盛の高級食堂でした。😅さておき、一般のショクドウやない食堂、デイズさんやすずきさん、えびすさん、などなど。そしてこの夏には洋食堂なかごさん、秋には洋食堂のろさんがオープンされました。お味もお店の空気感もそれぞれに特色があり楽しく、どちらも名店洋食おがたさん系列やからすぐに予約取れんようになるんやろなぁとか思いながら。でもなんやろ、やっぱりコースはコースでええんかもしれんけど、ちょっと美味しくて好きなもんだけ、ていう口の肥えたアラカルト派の方々が多いように感じます。それと何でもできはるシェフの作られる普通の単品には惹かれますしね。ハンバーグとかコロッケとか、ね。和食だってそうかも。あのお店の作られるお惣菜やとか、丼やとか。そやろ?そやんな?ありますよ、西角、天丼も、かき揚げ丼も、蒸しもんも。アラカルトでも、コースでも。😋😀(笑)

10月7日。

夜中、お腹を出して布団を蹴り出してたのが、夢の中で布団を弄り寄せてる自分に気が付きました。ひとつ季節が進んだのを実感。てことで、今さらですが「カヌレ」。実はこれまであまり気にもとめてませんでしたが、「プチポワソン」さんでお料理を頂いた最後に甘いもん替りに。これまで美味しいカヌレに当たってなかったのかも。ラム酒の香りのフランスの伝統菓子、甘さもほどほどに美味しくペロッと頂きました。画像は持ち帰りも🉑ってことでちょっとかわいい。さてさて、こちら、ブイヤーベースがイチオシのお店、やっぱり満足のお味。もう一つ、メニューにある「ほんとうのラタトゥイユ」。おそらく仕込み方にいくつか方法があってきっちりした仕込みをしてられるからこの名前なのかな?ホントに美味しい。(笑)ワインにもピッタリ、ほろ酔い気分で帰ったとさ。(ウソですよ。笑)余談・美味しく頂いた帰り、夜21時頃、こんな時間四条通にいてるのは極めて珍しいのもあり、とにかく外人さんの多さにビックリ!腰抜かしそうになりました。抜けへんけど。

10月3日。

アホなことばっかり投函してんと、たまにはマジメにお仕事のお話。ここしばらく大分・津久見の白甘鯛が震えるほどええのん入荷してます。脂びっしり。紀州からのもええです。甘鯛言うたらもう高級魚になりましたが、白甘鯛はさらに上を行く高嶺の魚。でも美味しいねんな、これが。津久見といえば対岸が愛媛・八幡浜、ここ豊後水道でしごかれた魚はめちゃめちゃ脂があり美味しい。この白甘鯛、こよなく甘鯛を愛する甘鯛ラヴァーズとしてはやっぱり造りから食べて頂きたい。噛みしめるたびに美味しさを感じられます。うまっ。是非に。

9月29日。

今夜は十五夜の月、中秋の名月、夜空をゆっくり見上げたいもんです。なので画像は月見団子、と言いたいところですが、すいません、栗蒸し羊羹ときんつば@寺町・小松屋さん。先日、某有名お料理屋さんの大将とお話をさせて頂いて、甘いもんの話になり、「小松屋さんのおまん、美味しいですやんねぇ」と、意見が一致。それから口が小松屋さんになりっぱなし、ガマンできずに買いに行ったという話。きっとええもんつこてはんにゃろなぁ、の上品な程よい甘さ。いつ食べても美味しい。おはぎには間に合いませんでしたが、栗の季節、栗蒸し羊羹はいっとかなあかんやろ。で、今日の月見団子はまた逃してるやん。もう。。。でね、栗蒸し羊羹もいいんですけど、西角の栗を使った「丹波むし」もよろしくね〜っと。そこか!

9月26日。

彼岸の明け。暑さ寒さも彼岸まで、とはよう言うたもんで。長く、厳しかった夏もいよいよ鳴りを潜めだしました。てことで、アップし忘れた夏。「冷やしラーメン」。冷やし中華でも冷麺でもない。出汁がほんの少し煮凍り状態になってて冷たくあっさり、それでいてしっかりしたお味で頂けました。冷麺もええけど冷やしラーメンもやるなぁ。「風枝」さん。夜のメニューも魅力的、またいってみよーっと。そんなことより、まだおはぎ食べてへんがな、、、買いに行かんと!😅

9月23日。

今朝は早朝にお墓参り済ませました。お彼岸にご先祖様へ感謝の気持を。9月23日、秋分の日です。先代も甘いもん好き、やからという訳ではございませんが画像は鎌餅。@大黒屋さん。昔から今西家では何や言うたらこの鎌餅の出番が多かったように思います。できたてやわやわ、ほどよい甘さ、優しいお味にペロッ、ですわ。寺町通をちょっと上がった判りにくい細い道にお店がありご家族でされてて、行くと人の良さそうなご主人が暖かく対応されます。そのまんまの空気がお味そのもの、やんねぇ。地元、出町のクセもんのお店のひとつ。いつまでもいつまでも続いてほしいお店です。お供えもせんと、怒られるわ。(笑)

9月22日。

和食はそもそも五感を使って楽しむお料理。お味はもちろんのこと、見た目も香りも食べ時の食感も、どれも大切な要素、、、てな邪魔くさいこと語るつもりもありませんし、そんなん考えて食べてたら感じる美味しさが損なわれるかも、なんですがや、こちらのお料理はそんなことをふと思い出させてくれました。どのお料理の蓋を開けたときも美しさや香りにやられた〜(別に勝負してるんとちごて、殺られた〜感)器も地味に主張があるので華美な装飾もいらない。その塩梅も好きかな。こういったお店は大将との会話もカラーではありますが、必要なこと以外はお話にならず、これはこうして食べろ、これつけろ、どや、どや、みたいなんとは真逆。ご主人のお料理、ボクには程よくええ塩梅の抜群のセンス、「船岡山 清水」さん。素敵です。水曜休みがたまにキズ。それあかんやん。(笑)

9月21日。

普段チンタラしてるぼくですが、めずらしくお料理の勉強会。以前から少し興味のあった素食。これを美しく台湾の伝統をもとに日本ならではの素材でアレンジされたのが松永智美先生の美素食。身体を内側から整え心を落ち着かせる料理、わかるような気がするなぁ。普通でもガンガン攻めてきはるお料理だけではなぜかちょっとしんどなってきますし、ホッとするお料理っていただきたくなりますものね。穏やかな優しいお料理でした。まぁ、ぐじをこよなく愛すぼくのこと、西角のお料理が素食になることはおそらくあり得ないですが、学んだことは心の片隅に置いておき、消化した頃に形として表現できるかも、でした。穏やかな優しいお料理、これは自分なりに常に心においてお料理してるつもりです。どやろ、ちょっとカッチョええ?

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