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10月3日。

アホなことばっかり投函してんと、たまにはマジメにお仕事のお話。ここしばらく大分・津久見の白甘鯛が震えるほどええのん入荷してます。脂びっしり。紀州からのもええです。甘鯛言うたらもう高級魚になりましたが、白甘鯛はさらに上を行く高嶺の魚。でも美味しいねんな、これが。津久見といえば対岸が愛媛・八幡浜、ここ豊後水道でしごかれた魚はめちゃめちゃ脂があり美味しい。この白甘鯛、こよなく甘鯛を愛する甘鯛ラヴァーズとしてはやっぱり造りから食べて頂きたい。噛みしめるたびに美味しさを感じられます。うまっ。是非に。

9月29日。

今夜は十五夜の月、中秋の名月、夜空をゆっくり見上げたいもんです。なので画像は月見団子、と言いたいところですが、すいません、栗蒸し羊羹ときんつば@寺町・小松屋さん。先日、某有名お料理屋さんの大将とお話をさせて頂いて、甘いもんの話になり、「小松屋さんのおまん、美味しいですやんねぇ」と、意見が一致。それから口が小松屋さんになりっぱなし、ガマンできずに買いに行ったという話。きっとええもんつこてはんにゃろなぁ、の上品な程よい甘さ。いつ食べても美味しい。おはぎには間に合いませんでしたが、栗の季節、栗蒸し羊羹はいっとかなあかんやろ。で、今日の月見団子はまた逃してるやん。もう。。。でね、栗蒸し羊羹もいいんですけど、西角の栗を使った「丹波むし」もよろしくね〜っと。そこか!

9月26日。

彼岸の明け。暑さ寒さも彼岸まで、とはよう言うたもんで。長く、厳しかった夏もいよいよ鳴りを潜めだしました。てことで、アップし忘れた夏。「冷やしラーメン」。冷やし中華でも冷麺でもない。出汁がほんの少し煮凍り状態になってて冷たくあっさり、それでいてしっかりしたお味で頂けました。冷麺もええけど冷やしラーメンもやるなぁ。「風枝」さん。夜のメニューも魅力的、またいってみよーっと。そんなことより、まだおはぎ食べてへんがな、、、買いに行かんと!😅

9月23日。

今朝は早朝にお墓参り済ませました。お彼岸にご先祖様へ感謝の気持を。9月23日、秋分の日です。先代も甘いもん好き、やからという訳ではございませんが画像は鎌餅。@大黒屋さん。昔から今西家では何や言うたらこの鎌餅の出番が多かったように思います。できたてやわやわ、ほどよい甘さ、優しいお味にペロッ、ですわ。寺町通をちょっと上がった判りにくい細い道にお店がありご家族でされてて、行くと人の良さそうなご主人が暖かく対応されます。そのまんまの空気がお味そのもの、やんねぇ。地元、出町のクセもんのお店のひとつ。いつまでもいつまでも続いてほしいお店です。お供えもせんと、怒られるわ。(笑)

9月22日。

和食はそもそも五感を使って楽しむお料理。お味はもちろんのこと、見た目も香りも食べ時の食感も、どれも大切な要素、、、てな邪魔くさいこと語るつもりもありませんし、そんなん考えて食べてたら感じる美味しさが損なわれるかも、なんですがや、こちらのお料理はそんなことをふと思い出させてくれました。どのお料理の蓋を開けたときも美しさや香りにやられた〜(別に勝負してるんとちごて、殺られた〜感)器も地味に主張があるので華美な装飾もいらない。その塩梅も好きかな。こういったお店は大将との会話もカラーではありますが、必要なこと以外はお話にならず、これはこうして食べろ、これつけろ、どや、どや、みたいなんとは真逆。ご主人のお料理、ボクには程よくええ塩梅の抜群のセンス、「船岡山 清水」さん。素敵です。水曜休みがたまにキズ。それあかんやん。(笑)

9月21日。

普段チンタラしてるぼくですが、めずらしくお料理の勉強会。以前から少し興味のあった素食。これを美しく台湾の伝統をもとに日本ならではの素材でアレンジされたのが松永智美先生の美素食。身体を内側から整え心を落ち着かせる料理、わかるような気がするなぁ。普通でもガンガン攻めてきはるお料理だけではなぜかちょっとしんどなってきますし、ホッとするお料理っていただきたくなりますものね。穏やかな優しいお料理でした。まぁ、ぐじをこよなく愛すぼくのこと、西角のお料理が素食になることはおそらくあり得ないですが、学んだことは心の片隅に置いておき、消化した頃に形として表現できるかも、でした。穏やかな優しいお料理、これは自分なりに常に心においてお料理してるつもりです。どやろ、ちょっとカッチョええ?

9月19日。

「芭蕉布・比良敏子の仕事」拝見しました。着物のことはな〜んもわかってませんが、アリさん程度の知識をもってもこれがすべて手仕事(糸から)なのには驚かされるばかり。沖縄の気候に寄り添った素晴らしい作品でした。作品、やからこんなんいうたら叱られるやろけど、、、羽織ってみたい。(笑)見てるだけよりは百倍良さがわかるんやろなぁ、と。アリさん程度の記憶の京都で見る着物とはやっぱり違う沖縄色の強い柄目、ぼくはやっぱり無地が好きかな。そんなん着てはったらちょっとカッコいい。あらためて、やっぱり着物姿、女子も男子も素敵、素敵。と、アリさんは思うのでした。

9月17日。

9月15日が敬老の日と未だ思ってしまう。たぶん死ぬまでこんなこと言うてんにゃと思う。(笑)連休、明日18日「敬老の日」。経済効果や世の多くの民のことを思うとやたら連休の増えた昨今は心地よいことでしょうが我々生もんを扱う商売人は勘弁してょって、愚痴。(笑)スンマセン、もう言いません。画像「花梓侘」さんのつまみ寿司。蓋を開けると「わーっかわいい、おいしそー」が聞こえてきそう。季節感があり、手まり寿司仕立てなので食べやすいのもポイント。左下の片隅、粒あんと栗がホッとして嬉しい心遣い。美味しくいただきました。明日は敬老の日。足が悪かったり、出づらくなられたおじいちゃん、おばあちゃんを訪ね、このつまみ寿司、みんなでお食べになられたら☺笑顔になられるとこと間違いなしです。是非。えーっと、えーっと、でもね、まだまだお元気なおじいちゃんおばあちゃんとはお誘いになり、ご一緒に西角にてご飯食べ、喜ばはりまっせ、と。これね。☺

9月16日。

先日頂戴しましたちょっと珍しいお菓子、東京では行列ができるらしい。富士見堂さんの「あんこ天米」。少し塩味のお煎餅にあんこが挟んであって、この塩味とあんこの甘さの絶妙のバランス、お煎餅のパリパリ感とあんこのしっとり感の抜群の食感、この二つのバランスの妙、美味しく頂戴しました。誰しも認める煎餅文化は東京下町、先日もお話した東京下町への限りない憧れがさらに美味しさは上乗せされ、、、やたら手焼き煎餅が食べたくなった次第。。。。。場所は東京下町の煎餅屋、醤油の焦げた香り、玄関横の畳の小上がりで伊東四朗のような頑固一徹な親父が首にタオルをかけて炭火で煎餅を焼いている。そこへ私、(イメージは妻夫木くん、あるいは林遣都くんね。イメージすんのは勝手やもんねー、ほっといて。)親父が手を止め老眼鏡をずらしこちらを見る。一言「けえんな」。。。。ん〜、憧れるなぁ。ちょっとドラマの見過ぎやな。(笑)お煎餅を頂戴してどこまでもイメージは膨らむ。値打ちあるわぁ。

9月15日。

9月も半分過ぎたというのに何なんこの暑さは。もうそろそろ、そこそこにしといてや。な。わかった?て、誰に言うてんにゃろか。      金閣寺・わかすぎさん。コース主体のお料理屋さん主流の時代、そんな中、アラカルト主体のお店。以前にも申しましたがコースはお店側の都合、アラカルトはお客様のわがまま、ロスもでるしバタバタするし。それでもええ食材をつかい、あえてその形態でがんばってはるのはありがたい。ぼくの個人的な印象ですが、コース料理のパズルをほどいたようで、どの一品も一手間、二手間、美味しく仕上げるための下処理が惜しみなく施されてるのには頭の下がる思い。おまえもがんばれよ、ですね。は〜い。ご主人がテキパキとお料理、そのサポートも奥様がされ時々「はいっ」という奥様の声が聞こえてくるのがなんとも心地よい。ほどよい緊張感、ほどよい気楽さ、いい雰囲気です。


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