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6月8日。

鏑木清方展。どうしても今見ておきたい展覧会でした。これだけの規模の清方展はそうないかなと。着物の質感であったり、気の遠くなりそうな細かい描写であったり、古き良き江戸の情緒であったり、言わずも語るストーリーであったり、勉強不足のぼくでもお腹いっぱい心に染みる作品達でした。当時のお江戸のことや、着物のことを知る人はもっと深く楽しめはるんやろなと。見に来てらっしゃる方の中にもお着物の女性が何人もおられたのはとてもよかったですし、男性も含めやっぱり日本人は和装がよう似合うよねーって。笑。😄思い出されるのは京セラ美術館の開館の時の上村松園展。どちらも美人画の最高峰、比較したらあかんのかも知れませんが、やっぱりぼくはり松園さんの方が好きかな…。なんでやろか。。。。。何もわかってないのに偉そうなこと言うてすんません。🙇‍♂️

6月5日。

先日から何度か寄せてもらってる割烹「有原」さん。「何度か」寄せてもらってる一番の理由は、真っ当なお料理がリーズナブルにいただけること。カウンターのみの極々小さなお店を全てお一人で切り盛りされてます。調理場、客席とも極めてかなり狭い上に、ご主人ひょっとしたら怒ってはるんかな、機嫌悪いんかなと思ってしまう空気。実はお話べたで実直にお料理と向き合ってはるだけ。決して快適じゃないけれどそれでもまた行きたいな、って思うのはやっぱりその実直な姿勢にあるのかなと思います。お人柄。大将との会話はほぼ皆無(笑)ですがなぁんか惹かれます。一流所は一流の魅力があり、こちらのようにお一人で切り盛りされるお店にも魅力を感じ、どちらもサービスについて、お料理について、いろいろ大変勉強になります。さっ、自分もがんばらんとね。

6月3日。

京都の菜っぱの種類も多いですが、夏が近づくにつれ「とうがらし」もいろんな種類のんが出回ります。

画像上から「伏見甘長とうがらし」「鷹峯とうがらし」「万願寺甘唐」。

「伏見甘長とうがらし」は古くからの伏見の地場野菜。字の通り甘く細長いとうがらし。「万願寺甘唐」は京の伝統野菜としてとんがらし達の中では出世頭。辛味はなくて肉厚、京都府の丹の国特産。そして大きさ的にはその中間くらいのが「鷹峯とうがらし」。香りがあり甘く万願寺より柔らか。京都鷹峯地区で作られてます。

どれも焚いたり炒めたり焼いたり天ぷらしたり。辛味はなくて甘さを感じるとうがらし達です。あともうしばらくする小ぶりの「山科とうがらし」っちゅうのも出て参ります。どれも美味しいし京の食卓には欠かせないとうがらし、個人的には鷹峯とうがらしが香りがあり柔らかで好きかなってとこです。

とまぁかぁるく、「京野菜、初夏のとうがらし達について」。ふざけたブログばっかりとちごてたまにはちゃんとしたこともアップしとかんとね。なぁなぁ、ちょっとくらい京野菜を扱う料理人に見えてきたでしょ?🤣🤣🤣

6月2日。

コロナの時は結構朝活してましたが、久しぶりに朝パン、行きました。やっと行けた「お菓子 つくる」さんのモーニング。朝から調子に乗ってホットケーキにドーナツまで食べてしまいましたが美味しい。甘過ぎずフワッフワ。たっぷりのコーヒーと。町家のリノベがかなりセンスいい。カウンター前のアイランドキッチンでご主人がその場で焼いてくださる。空間的にも調理する人としても凄くいい程よい距離感。奥さんのサービスも心地よく。次回はメインの午後メニューに必ず。絶対美味しいのんが今からわかるお店。

そういえば友人から教わってる行ってみたい唐津のお店もアイランドキッチンでの調理。かっこいい。しばらくしたら西角もアイランドキッチンになってるかも…嘘ウソ。冗談ジョーダン。🤣🤣🤣

水無月六月一日。

水無月六月おついたち。まずはお庭、お茶室の心地よさを味わいに。小堀遠州。千利休のお茶室との違いとかあれど、どちらにしてもわたしら凡人にはどちらもなんや心の落ち着く景色・空間であることに間違いなく。間近に見る狩野探幽の奥の深い襖絵も贅沢贅沢。何時間でも居てられそうな居心地の良さでした。こんなところが近くにあるんやもんなぁと気にも止めずの勉強不足に反省しきり。もうちょっといろいろまわってみよ。そやね、久しぶりに大好きな正伝寺のお庭が見たくなりました。

5月31日。

初夏の今頃、昔からどちらさんのおうちでもこれしてはるんとちゃいます?ぼくは子供の頃からやったように(やらされたように)思います。山椒の実の枝取り。「かしこうおてったいしとおきなはい」途中で放り出して遊ぼうもんなら怒られたもんです。指はあくで汚ななるし、痛なるし今でも苦手な仕事です。これがあるとピリッとお料理が引き締まったりして使うにもよし、使ったお料理も美味しくて大好きなんですけどね。とかブツブツぼやいてんと、せっせとやりまひょ。まだやり始めたとこ…トホホ。

5月30日。

ちょっと前、BSで「小さな恋のメロディー」やってたので撮って何十年かぶりに観ました。当時は雑誌ロードショーだのスクリーンだの見て、男子はトレーシーハイドにワーワー言い、女子はマークレスターにキャーキャー言うてたように思います。イマニシ少年はと言うとちとマセガキでトレーシーハイドには目もくれずオリビアハッセーだのジャクリーンビセットだのと騒いでました。🤣が、です、還暦を過ぎて改めて見るとこれがまたトレーシーハイドが可愛かったりするんですねぇ。オジイになった証拠ですわ。鼻の下伸びてんゾ。ははは。それはさておき、別に制服フェチでも何でもないですがこの制服かわいい!ことに女子のギンガムの制服、なんてセンスのいい。いつまでもイギリスのセンスには追いつけんなぁと思った次第。男子もようやく詰襟を見かけなくなりブレザーにネクタイ、斜めがけのカバンの少年見かけるようになりましたがなぁんか違うんやねぇ。などなど、自分のことは棚に上げてね。😅当然、頭の中では「♪メロディーフェア」がエンドレスでなってます…。♪♪♪ははは。

5月29日。

先日はお誕生日のお食事で、と言うお客様に来ていただき幸せのお裾分け頂戴致しました。まぁぼくが知らないだけで、それぞれ記念日であったり何かのお祝いであったりとかできて頂いてるお客様もおられるのかなと思います。昨日は、今日ご結婚なさるお嬢様と姉妹とご両親、最後の夜にご家族水入らずのお食事会をして頂きました。お料理を作りながら耳に聞こえて来るのは清い暖かい笑い声。そんな大切な日のお料理、空間を提供できることはこの上ない幸せとその笑い声を聞きながら実感するひとときでした。今日はお天気も申し分なく、、、どうぞ末永くお幸せに。

5月23日。

さてさて皆さんはこれ見てどない思わはります?別にどないしたん、これが、かもしれませんがぼくは見た途端いいも言われぬ懐かしさで思わず買うてしまいました!「フィンガーチョコ」。銀紙に包まれたチョコビスケット。銀ばっかり食べて金がまるで当たりかのように大切に食べた少年時代。今食べても美味しいと思てしまう自分の味覚、甘いチョコの淡い想いも味覚に加味されるんでしょうか。味覚とその時の気持ちはリンクするんでしょうね。口にしてなんとも言うに言われぬ気持ちになりました。

5月22日。

先日京都御苑のカフェのお話し、前を通ると素敵にオープンされてました。白い笹谷さんの暖簾が周りの緑に溶け爽やかな初夏を思わせました。

その近衛邸跡休憩所にあわせ、どうやら今回、中立売にある情報館、迎賓館横の清和院休憩所も新しくできてるようで、どちらも純然たる伝統的和様、素敵な数奇屋建築、「母家」「庇」「庭園」の繋がりがテーマになり、さっとまわってきましたが建物の中に入ると木の香りも心地よく、周りの緑に溶け込みぼくにはくすぐる建物ばかりでした。あとでわかったんですが、何と同級生の「鈴木工務店」さんが三棟ともかかわっておられ、こと清和院休憩所は全てされたとのこと、官庁の決められた工期が異常に短く大変なご苦労をされご納得なされてない箇所もおありなようですが、改めて素敵な建築されるなぁと心を奪われた次第。御所のお仕事をされるなんて。同級生のみなさん、どちらさんも立派やわぁ。

機会があれば是非一度自然の中の現代和風建築にふれてみては?そうそうお帰りには是非、西角へ。ね。笑😄。

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