6月26日。
- 2023-06-26 (月) 14:17
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鱧おとし。瀬戸内の鱧は梅雨の雨水を吸うて美味しなるといいますが、鱧祭を前にしてだんだん脂も含めて良うなってきました。落とし、氷で締めても温かいままでもフワッフワでしっとりと美味しく召し上がって頂けます。京都の夏の味覚です。と、それはいいのですが、どうも高値で落ち着いたまま、相場が変わってきたように思います。コロナの影響、燃料費の高騰、中国の介入、いろんなことがあるようです。なんとなくですが、魚全体の値段が底上げ傾向にあるようにも感じます。一次産業の漁師さんにも当然種々値上げの波は来てるわけで当然の悪循環です。われわれの頭にあるこれまで通りの思い込み値段も刷り直さなあかん時期に来てるようです。ええ話やないなぁ。まぁ、鱧の美味しさは例年通りなので、食を通して季節を、京都を、気楽に楽しみましょ。
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