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8月8日。

「残暑お見舞い申し上げます。」昨日は立秋。気のせいか今朝は秋を意識するくらい涼しかったけど、、、やっぱり京都の夏はまだまだこれから。ほんま皆さん、残暑お見舞い申し上げます。

久しぶりの虎屋菓寮京都一条店さん。おっさん一人で氷食べてても変に思われない😅こちら。ここへくれば何が何でも宇治金時一択なんですが、ちょっと浮気して青柚子氷を。酸っぱさと甘さが絶妙。スッキリ汗も弾いて心地よし。もちろん美味しさもさることながら、こちらはここのお店にいてること自体が贅沢で心地よい時間のような気がしてます。茶室のように小さい小宇宙で表現される数寄屋もたまらん好きですが、細かく区切ることのないそこそこ広い空間、無駄のないスッキリしたディテール、計算されつくした自然光、木、水、緑、外気、などなど贅を尽くした和の建築。ぼく的にはゆったりした気分になれるのと同時に感性のいろんなとこがくすぐられるような気がしてます。だからここにいてることが大好きです。甘いもん食べながら。😋日差しがジリジリ照りつける午後、こちらで涼しい顔をして外を眺める…いやらしい性格です。😜今回浮気してしもたから近いうちにリベンジに行くぞ!、待ってろ宇治金時!!

8月6日。

8月6日 広島平和記念日。連日続く猛暑ですが、今日だけは「暑っつう!」とか口にしてはいけないように思います。何事もない日常に感謝。

「京ことば」のこと。

京都に生まれ京都に育ったぼくが言うのもおかしな話ですが、角のたたない柔らかいきれいな京ことばにすごく憧れます。商売人の京言葉、花街の京言葉、お年寄りがお使いになる京言葉、とか思うとそれなりに何となくそれぞれに特徴があるようにも思いますし、どれも好きです。「このお芋さん、まだかとおっさかい、さっとしか焚いたぁらへんにゃわ。手ぇかけたげんとおいしなってくれはらへんぇ。もっかい焚いてもろとおくれやすな。」……何がよろしいにゃわからへんけど、よろしいなぁ。☺️

先日、かつて祇園街の芸姑さんやった方がお見え下さいました。さすがに始終美しい京ことばをお使いになり(ていうかその方には普段言葉なんでしょうが)まぁ頭もキレはるし素敵な方でした。自分はというと、京都好き、京ことば好き、着物好きな阿呆ぼん(ぼん、っちゅう歳やおへんけど)、お茶屋さんとかに足を踏み入れようもんならイチコロ、もしも家柄が裕福なら典型的、即、身上を潰すタイプですわ、、、よかったわぁ貧乏で。🤣🤣🤣

8月5日。

「ぐじ」のこと。

甘鯛のことを京都では「ぐじ」と呼びます。脂ののったぐじは何にしても美味しい。塩焼き、酒蒸し、唐揚げ…。これは個人的に感じることなのかもですが、脂がのっていても行き過ぎた感がなく、上品なままのイメージなんですね。その昔、ご存知若狭街道、いわゆる鯖街道は小浜でとれた魚貝を京都に運んだルート。鯖がそうであるように、ぐじもその日のうちに開いて塩をして運ぶ。京都につく頃にはええ具合に塩がまわって美味しなります。お味はもちろんのこと、行き過ぎない都の人の上品さとうまく合致したのでしょう、今や高級魚ではありますが、昔は家庭の食卓に並ぶ魚やったわけです。

小浜からの終点、京都の入口が西角が店を構える出町。だからというわけではありませんが西角では美味しいぐじ、召し上って頂けます。昨今は輸送事情も飛躍的に良くなりその季節季節、京都、山陰、長崎、愛媛、などから脂のあるぐじが一年を通して入荷します。

なんやかや言ってますが自分がぐじ、好きなんやろね。ぐじ愛溢れる西角にて是非お楽しみくださいませ。何やな、宣伝かいな!って?まぁそぅ言わんと。。。

8月3日。

カウンターの片隅で奏でるジャズメンたち。おなじみBAR YANAGIさん。先日ちょこっと伺いました。

Netflix「地面師たち」を観終えてやたらロックグラスが落ち着いて渋く真似したかったから。(笑)😁

久しぶりにヒリヒリする面白いストーリーでした。これ以上はネタバレになるので。ロックグラス片手に豊川悦司になってみたかったわけ。「あなた、地面師になりませんか?」

この暑さでもBAR YANAGIさんは相変わらず夜な夜な次から次へ御客様が来られる。あの素敵な落ち着いた空気感でお酒を楽しみたいから。ロックグラスで飲みたい!とかアホなこと言うてんのはおそらくぼくだけやと思いますけど。

葉月八月二日。

照りつける日差しに加えアスファルトから上がってくる熱気、呼吸するたびに体温より高い温度の熱風を吸う感覚。鼻の穴がサウナに入った瞬間と似てる。今日、京都は40度。恐ろしや。

毎年、夏の暑い盛り、とらやさんの宇治金時と並んで必ず食べたなんのがこちら、鍵善さんのくずきり。体に優しい程よい冷たさに程よい喉越し、黒蜜の甘みを絡めて。汗も引いて静かで心地よい。どちらも京都の暑い夏に似合う上品で涼しげな甘み。よろしおすなぁ。

7月31日。

「お登りやすぅ」「お下りやすぅ」行き交う人のご挨拶、汗だくの人やら笑顔の人やら。7月31日は火伏せの神・愛宕神社の千日詣、千日のご利益やけど毎年お参りは欠かしてないように思います。年々、今年もお参りできてありがたいという気持ちが増してると思うのは年齢と比例して体力も落ちてきてると思うから。暑い暑いけど、その分ご利益もあるかな。しっとり落ち着いて趣のある水尾の里からのルート、帰りには鶏鍋と柚子風呂で、ってウソウソ、そんなんやったらご利益流してしまいますやん、ってお話。(笑)😁😁😁

7月29日。

本日、一粒万倍日、大安、他いろいろ、宝くじだ!それ行け!!

しかしどうよ連日の酷暑。「京都府南部 晴れ 最高気温39度」。。。おかしない?39度て?何かちゃうやんなぁ。てことで、原点に戻り「打ち水のススメ」。みんな同じ時間に一斉に打ち水したらちょっとは気温さがらへんかな。それが無理でも情緒もあるし各々手が空いたときにでも水撒こうよ。「みなで、かどに水撒いとおくれやすな」

こういう暑い日は冷たいもんが食べたなりますが、葛引いた温かいもんが優しくホッコリして美味しいもんです。「白ずいきの葛引き」。昼間の暑さと騒々しさを忘れられて心がほぐれます。もちろん西角にて。ね。

7月28日。

熱中症🥵警戒アラート……わたしらの小さい頃は日射病言うて「これ、帽子かぶってお行きなさいや。」言われてもすぐポーイッ、それで1日中、炎天下で遊んでてもだぁれもひっくり返るやつなんておらなんだ。今や熱中症、初めて聞いた時は水谷豊が関係する病気かと思た、とアホなこと申してますが、皆様連日の暑さにはどうぞお気をつけて。

こちらのお店、住宅街の中の住宅街、やるなぁ。見つけられてこの看板の可愛さにホッとさせられます。街洋食、メニュー、組み合わせがいろいろあり迷いますが、ぼくみたいな欲張りさんには画像のようなんも。あははは。お腹いっぱいで満足。水曜やってて自転車でも来れるんでまた来よーっと。帰りにはコラソンさんでコーヒー飲んでさらに大満足。ふと、感じたこと、「食堂〜」みたいなお店、みんなフォントが可愛い、気軽な感じがするんかなぁ。ここ河村さんも、なかごさん、デイスさん、とかもね。

7月25日。

あー楽しかった!遊んでばっかり。いえいえ、神さん事、神さん事。お昼間の雷雨で幾分か涼しくなり夕方からの還幸祭はほぼ雨にも合わず神様が氏子地区をお回り遊びしました。若い時はそんなに思いませんでしたが、京都に生まれ京都が好きで1000年も続くお祭り、見て楽しむよりいつ頃からか携わりたい、せっかくなので当事者でありたいと思う気持ちになり今年もご奉仕、氏子町ではおうちの玄関先で神輿に手を合わせはる、みんなが笑顔なのが何より、一輿丁の心の内でした。またご奉仕できるよう健康でいんと。。。pic.1 少し涼しくなった夜空に映える神輿につけられた提灯。 pic.2輿丁みなに頂ける御榊、蘇民将来子孫也! pic.3お身内の方なんでしょうか、氏子町でひときわ生えてました。素敵。 pic.4 相変わらずのユルユルのスカタン。

7月23日。

大暑。

「炎天の 地上花あり 百日紅」

高濱虚子

目覚まし代わりの蝉の声、照りつける日差しと団扇の風、かどに打ち水、降るか降らんかの夕立の空、、、、京都の夏、またひとつ季節が進んだようです。

他方、食べ歩き錦にカフェ貴船、宵々山に粽を求め、御手洗川で足つけウォーク、多分もうすぐ大文字焼きで大騒ぎ的なやからも増えるんでしょう。インバウンド?オーバーツーリズム?ぼくの好きな京都はどこいかはったんやろ?

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