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12月25日。

「ん〜、しば漬け食べたい」ってCM、昔あったなぁ。ははは。子供の頃、親が忙しい時には「お漬けもんとごはんで食べときぃ!」て言われて子供心に悲しいなったことは何度もあるけど、今やこの上ない贅沢、「はい、喜んで。」ってね。画像は京都三大漬物のひとつ「すぐき」。この季節ちょうど漬け込んであったのが美味しいなる季節。上賀茂特産すぐき菜を塩だけで漬けて乳酸発酵させたもの。細か刻んでお醤油ちとかけて。もう炊きたての白いごはん、何杯でもいけてしまいます。危ないやつ。だんなはんは晩酌しながらおかず食べて、最後にすぐきでしゃらしゃらってお茶漬け食べるとか。いきやなぁ。とにかく千枚漬けと並び冬の京都の食卓にかかせない一品。これにだし巻きとかあったらもぅ最高〜。

12月23日。その2。

南座・顔見世。幕間弁当はいつものようにコンビニはご勘弁、なのでこの日は、当然のように「助六弁当」をつまむ。助六やのに成田屋やのうて中村屋なのは御愛嬌。(笑)

12月23日。

せわしない事この上ない毎日、ですけど、この日だけは他のことはぜんぶ堪忍してもろて。おとこはんもおなごはんも好きなべべ着てちょっとやつして、好きなもん食べて招きの上がる芝居小屋へ。贔屓の役者さんの至芸に眼福を得てゆったり過ごす師走の1日。ことに今年は、お席お手配頂き最高のとこからの観劇、役者さんの指先までの細かな動き、眼力、そして色気まで感じることもございました。何よりその存在感そのものが「圧倒的」、ベタですがまさに圧倒的スターでした。言うてましたようにお席がすぐ前の至近距離、彼の放つオーラを全身で浴びたような「圧倒的」、しかも華のある男前でした。あとひとつ感動したのが初めて大向うさんの掛け声が後ろから自分めがけてステレオで聞こえてくる経験。こりゃ役者さん気持ちええやろなぁって一瞬気持ちは曽我五郎になって舞台中央で仁王立ちになってました。(笑)その師走の京都の風物詩、顔見世興行もいよいよ明日が千秋楽。今年一年もいよいよラストスパート期間になってゆきます。💨💨💨

12月20日。

12月の20日。今年も年の瀬、京の街はキュッとさむなりました。京都のお寿司いうたら鯖寿司が有名ですが、もっと気楽にチャッと食べられる「京ちらし」いうのもあります。刻みの焼き穴子、干瓢なんかを混ぜ込んだすし飯の上に錦糸卵、海鮮、三つ葉なんかを乗せて頂く。寒なったらそれを蒸して温こうしてほくほく頂く。底冷えの京都にぴったりのお寿司「蒸し寿司」。いろんなお寿司屋さんでしたはりますが、うちは昔から寺町の末廣さん。ゆったり、てわけにはいきませんが、昔ながらチャッチャッと食べられて気持ちもお腹もほくほく、ご主人の笑顔もプラスして美味しゅう、あったこういただけました。冬は粕汁と蒸しずし、これに限ります。😋😋😋

12月18日。

シュトーレン。よくご高齢の方が今どきのカタカナ外来単語を使われる時、ちっちゃい「ッ」やのばす「ー」の位置が微妙に違うとこに入り込み、失礼ながら滑稽な単語になってしまうことが多々あります。シュトーレン?シュトレン?シュートレーン?シュートレン?私の場合、自分史の中での登場回数が非常に少なく、恥ずかしながら未だどれが正解だか。あんまりよそで言わんようにしてます。で、はんなさんのシュトーレン。いつもながらの厳選素材、そこかしこのシュトーレンとはひと味もふた味も違う、いやいや別モン。あの砂糖で固められて、これ一枚食べたらどんなけ太んねん、みたいなんとは大違い。甘さ控えめの選りすぐりなのでなんぼ食べても太らない!そんなことはないか。🤣相変わらずの安心の美味しさ、包装もホンモンばっかりで素敵やんかさ。やるやんパン姉さん。もう食べ始めてしもたけど少しずついただことしょう、シュトレン?やったけ?シュートレン?シュトーレンや。きっと来年もおんなじこと言ってると思う。(笑)😂

12月11日。

なぁなぁ大谷くん、ってば。1015億円ってなんぼなん??庶民には天文学的数字でわからんわ。貨幣価値が違うとは言うもんのちょっと前は3億円でわーわー言うてたんやで。ジュラルミンケース何個分とか言うてもろたほうがわかりやすいねんけど。🤣てことで「御料理だんじ」さん。よくお弟子さんなんやろ?って言われたりしますが弟子をとるなんて大それたこと、、、彼は最初から手先が器用でちゃんと味のわかる料理好きな職人さんやと思ってます。先代が第一線を一歩退いたときから仕事一緒にしてました。彼に、これはこうすんてんで、ああしたらあかんで、なんて偉そうなこというてませんし、ほんと手伝ってもらってる感覚でしたが、ありがたいことに彼はぼくの仕事を何から何までずっと見ていてくれてたみたいで、それを吸収し、自分の中でこなして、今まさにしっかり自分のスタイルでやっておられます。久しぶりに寄せてもらいましたが、大変美味しく頂きました。店内は彼の包み込むような優しさに溢れていていい空気感でした。うちで働いてもらってた人が元気でみんなに可愛がってもらってお店をやってられる、ていうのはやはり大変嬉しく誇らしくもあり、逆に見習わんなんこともいっぱいあり、とにかくありがたいことです。こんなことを思ったこともないけど、魚晋の大将も嬉しいておもてくれたはるんかなぁ、って。いやいや、もっとがんばらなあかんで、って聞こえてきそうや。😅 はい。🙇。

12月9日。

何甘えとんねん!ちゅう話ですが、ええ歳のおっさんなので仕事終わりえらい疲れてても誰も何も癒やしてくれないので。。。この日はレモワノーさんの栗のタルトに癒やしてもらいました。(笑)😅こちらのタルト絶品。もう一個いけるな。いける。絶対いける。もう一個食べたい。(笑)また買いに行こーっと。で、どこで食べたん?て、バーラウンジ西角にて。🤣昨日のかぶらむしとおんなじテーブル。照明落としたらバーでいけるやん。9時までは料理屋、9時以降はバーラウンジ西角。せえへん、せえへん。

12月8日。

さむなってきました。かぶらも甘みがでて美味しなってきました。京都の冬、蒸しもんの王道「かぶらむし」。例年通り、西角ではかぶらのお味を楽しんでいただくため、かぶらに加え、甘鯛、百合根、銀杏のみで召し上がっていただきます。あんまり騒々しくない静かで穏やかなお料理です。冬の夜に是非。

12月6日。

クリスマス月間。お商売のうちに育った私、ツリーなんてうちには存在しなかったし子供の目から見てもおとなはなんや忙しそうで、クリスマスはスルー、言うてる間に年末、紅白、って流れ。なのでクリスマスの初めての強烈な思い出は中学行ってからのキャンドルライトサーヴィス。聖歌隊の歌う賛美歌、ろうそくの明かり、伴奏のオルガン、、、これやん!クリスマスて。なんて素敵なんやろって思いました。てことでそんなことを思い出しながら近くなので今年もフラッと散歩がてらキャンパスに。「as time goes by…」なのね〜。

12月5日。

「おばちゃん、ぼく甘ぎつねのおうどんと親子丼小な」、っていうベタな店とはちと違う。すっきりとした空間でいただく京都らしい蕎麦・うどん。お味は定評のある萬樹さん、たいへん美味しく頂きました。食べもん商売を知り尽くされ、いい意味で肩に力の入ってない方々のお店はわたしのようなもんには居心地もよくゆったりとお食事させて頂きました。以前美素食の勉強会でこちらに寄せていただいた時も思ったんですが、アイランド型の厨房がライヴ感もあり、かつスタイリッシュでなかなか素敵。最近のお料理屋さんはカウンターがあっても煮炊きもん、揚げもんは暖簾の向こうで、カウンターでお造りはひくけどね、って店が多く、ゆったり静かではあるけどライヴ感には程遠く、逆にオープンキッチンではライヴ感とともに雑さや汚れも見えてしまうということもあり。どちらがいいかは好みの問題、ちなみに西角はフルオープン、どんくさい手さばきから、吹きこぼしの鍋、焼き物のコゲ、あー、恥ずかしいーっ、けどまぁライヴ感のうちとご理解くださいませ。(笑)🤣話それましたが、理想は大原千鶴さんの「あてなよる」のアトリエみたいな、数寄屋であり、手元も見えてライヴ感満載、まぁあんなショーみたいにはいかんやろけどね。でなかったらフルオープンキッチンでも壁に向かって調理するよりやっぱりアイランド型で。かな。今、たぶん新しい店するんやったらきっとアイランド型の店にするやろね。って、とにかくじんぐうみち萬樹さんがスタイリッシュで美味しかった!っていうお話。😂

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