11月8日。
- 2017-11-08 (水) 14:20
- 未分類
直島・豊島ばなし。その弐。前回豊島美術館ですごく感動したことをお伝えしました。で、その「アートな直島」にいくのはフェリーに揺られて行くんですが、その途中、穏やかでのんびりした瀬戸内の海とは全くそぐわない、木も草も異常に少ないはげ山が目に入ります。みょうにそれが気になってて、あとで知ることとなるんですが、昔、直島の工場からでる有害な煙によって草木が育たなくなった「公害」の産物やったんです。これまで公害という言葉は知ってたけど、それを目の当たりにしたというか、綺麗で楽しく感動してた気持ちとは全く反対の感情にすごく落ち込みました。「アートな直島」とちがいかつては「公害の直島」やったんかと。こんな近くで起こってたことも知らず、なんて狭いフィールドで毎日生活してるんやろかと落ち込み恥ずかしい思いでした。人間のつくるきれいなものと醜いもの、両方見た今回の直島でした。
Comments:0
- カテゴリー
- アーカイブ
- Search