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8月14日。

「鮎くれて寄らで過ぎ行く夜半の門」蕪村

書道、全く不勉強でまともに読めたことすら無いんですが、母が仮名を少々やってたので作品を「見る」のは好きです。高島屋美術画廊にて蒼和会での竹内勢雲先生の書。作品の前で正直、心が静まり返りました。字の雰囲気に加えて、薄墨の感じ、白木、表装、バランス、あらゆるもんでこの俳句の季節感、時間、心の暖かさ、絆、いろんなことが表現されるように思いました。再度申しますが不勉強極まりない愚生の感想です。聞き流してください。でもほんと素敵でした。

実は竹内先生は同級生。学生時代から書道一筋、今や杭迫先生の一番弟子というからすごいポジション。どの世界でもその道を極めるのは並大抵の努力では成し得ないのは想像に容易い。同級生であることが誇りであり何と言っても刺激であります。

杭迫先生の作品はもちろんですが、竹内先生の素晴らしい作品見せていただきました。ほんと素敵ですよ、是非。

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