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8月5日。

「ぐじ」のこと。

甘鯛のことを京都では「ぐじ」と呼びます。脂ののったぐじは何にしても美味しい。塩焼き、酒蒸し、唐揚げ…。これは個人的に感じることなのかもですが、脂がのっていても行き過ぎた感がなく、上品なままのイメージなんですね。その昔、ご存知若狭街道、いわゆる鯖街道は小浜でとれた魚貝を京都に運んだルート。鯖がそうであるように、ぐじもその日のうちに開いて塩をして運ぶ。京都につく頃にはええ具合に塩がまわって美味しなります。お味はもちろんのこと、行き過ぎない都の人の上品さとうまく合致したのでしょう、今や高級魚ではありますが、昔は家庭の食卓に並ぶ魚やったわけです。

小浜からの終点、京都の入口が西角が店を構える出町。だからというわけではありませんが西角では美味しいぐじ、召し上って頂けます。昨今は輸送事情も飛躍的に良くなりその季節季節、京都、山陰、長崎、愛媛、などから脂のあるぐじが一年を通して入荷します。

なんやかや言ってますが自分がぐじ、好きなんやろね。ぐじ愛溢れる西角にて是非お楽しみくださいませ。何やな、宣伝かいな!って?まぁそぅ言わんと。。。

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